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[1030] ツチとフツを恣意的に分けて分割統治した宗主国ベルギー 投稿者:新三郎 投稿日:2024/05/13(Mon) 18:23  

わたしは映画・テレビでドキュメンタリーをみるのが好きで、たまたまルワンダ大虐殺に関する番組をみました。
5月3日NHKBS「パクス・ヒュマーナ ~平和という奇跡」です。

番組でツチとフツを恣意的に分けて分割統治したのは宗主国ベルギーだったと語られていました。いままでもこのことは見聞してきましたが、学者がはっきり語っているのは初めてみました。

歴史学者 アントワーヌ・ムゲセラ

「ルアンダ人に団結されたら、植民地支配は難しくなります。だから意図的に分断したのです。ツチとフツを区別するためにベルギー人が設けた判断基準は、顔つきや身長でした。身長が高ければツチ、低ければフツと決めつけました。鼻が高いのもツチの特徴とされました。まったく科学的な根拠はありません。―」



[1029] 「ロッキー」製作の舞台裏を描く 投稿者:映画ファン 投稿日:2024/05/13(Mon) 08:11  

アメリカ新作映画の製作決定のニュース。
タイトルは「I Play Rocky」。
あのボクシング映画の金字塔「ロッキー」の製作舞台裏を描く内容らしい。
売れない俳優シロベスター・スタローンが起死回生を願いシナリオを執筆
製作会社に持ち込むが、主演は有名俳優でと言われ
主演は絶対自分ということでマイナーで低予算で製作され
まさにアメリカン・ドリームそのもので大成功した映画。
このストーリー、映画宣伝のもので、かなりのフィクションを含むという話もあるが
実際にこの映画、どこまで真実に即して描くのか楽しみ。
監督が「グリーンブック」のピーター・ファレッリーというのも嬉しい。
だいたいこの私、映画製作の舞台裏ものが大好き。
さらに「ロッキー」は大好きな映画の一本。
公開が楽しみで堪らない。


[1028] 忍足亜希子さん 投稿者:映画ファン 投稿日:2024/05/12(Sun) 08:00  

1999年映画「アイ・ラブ・ユー」主演でデビューし
立て続けに「アイ・ラブ・フレンズ」「アイ・ラブ・ピース」などに出演して話題になった
ろう俳優の忍足亜希子をテレビで久しぶりに見ました。
現在53歳ですが、若々しくて、きれいでした。
NHKEテレの「なれそめ」という夫婦を紹介する番組で
夫の劇団キャラメルボックスの俳優・三浦剛さんといっしょの出演で
出会いからこれまでのことを語りました。
三浦剛さん、実は横浜ベイスターズの現監督・ハマの番長こと三浦大輔さんの実弟だそうです。
これまた驚き。
舞台で共演して三浦さんが忍足さんに一目惚れ。
話をしたいために手話を必死で勉強したとか。
いっしょに字幕のある映画をみたりしていたそうだが、忍足さんにはその気はなく
交際を申し込まれたとき、聞こえる人とはうまくいかないだろうと断ったそうです。
それでもメールのやり取りだけはしていたが、あるとき通じなくなる。
これはブロックされたなと三浦さんは独り合点し、で完全に関係は途絶える。
しかし、それは忍足さんがケータイを水に落として別番号に変えたためだと後に分かる。
キャラメルボックスの友だちだった上山隆也さんが忍足さんと共演することになり
知り合いの三浦さんがかつて付き合いがあったと知った神山さんが手話通訳を頼んだのをきっかけに
6年越しに交際が再スタートし結婚に至ったそうです。
二人には聞こえる聞こえないで気を遣うことはなく、それぞれの良さを認め合っているということ。
お互いに歩み寄ることが大切と語っていました。
中学生の娘さんとも手話で話しているとか。
何かすばらしい家族だなと思いました。
現在も映画、テレビ、ネット等で活動中。
今年9月公開の呉美保監督「ぼくが生きてる、ふたつの世界」にも出演、コーダの母親役を好演しています。


[1027] 8月例会の作品決定! 投稿者:事務局 投稿日:2024/05/10(Fri) 06:33  

8月例会の作品が決まりました。

8月18日(日) 徳島市シビックセンターさくらホール

「ポトフ 美食家と料理人」(フランス 2時間16分)

「青いパパイヤの香り」「ノルウェイの森」などの名匠トラン・アン・ユン監督が、
料理への情熱で結ばれた美食家と料理人の愛と人生を描き、
2023年・第76回カンヌ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞したヒューマンドラマ。
19世紀末、フランスの片田舎。「食」を追求し芸術にまで高めた美食家ドダンと、
彼が閃いたメニューを完璧に再現する天才料理人ウージェニーの評判はヨーロッパ各国に広まっていた。
ある日、ユーラシア皇太子から晩餐会に招かれたドダンは、ただ豪華なだけの退屈な料理にうんざりする。
食の真髄を示すべく、最もシンプルな料理・ポトフで皇太子をもてなすことを決めるドダンだったが、
そんな矢先、ウージェニーが倒れてしまう。
ドダンはすべて自分の手でつくる渾身の料理で、愛するウージェニーを元気づけようとするが……。


[1026] いやなニュース 投稿者:映画ファン 投稿日:2024/05/10(Fri) 06:26  

いやなニュースが入ってきました。
北島シネマサンシャイン、6月から一般料金値上げ。
現在1900円(これだって高い!)が2000円に。
あ〜あ……という感じ。
いろいろな事情があることは分かりますが
大衆娯楽である映画が、こんなに高くなってしまっては……
客が来ない、高くする、高いから来ない、更に上げる……
まさに負のスパイラル。
今のところシニアはそのままのようですが、いつとばっちりが来るか分からない。
シニアだって、北島は今1300円だものね。
イオンとufoTABLECINEMAは一般1800円、シニア1100円を守ってくれていますが
ますます北島からイオンに人が流れるのじゃないか。
最近北島のラインナップがいいだけに辛いところです。
繰り返しますが、2000円は高い。


[1025] 5月の徳島シネマップ 投稿者:映画ファン 投稿日:2024/05/02(Thu) 08:24  

5/3(金)〜
「青春18×2君へと続く道」(日本=台湾 2時間3分)イオンシネマ・北島シネマサンシャイン
「新聞記者」「余命10年」の藤井道人が監督・脚本を手がけた日台合作のラブストーリー。ジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本漫車流浪記」を映画化し
18年前の台湾と現在の日本を舞台に
国境と時を超えてつながる初恋の記憶をエモーショナルに描き出す。

「落下の解剖学」(フランス 2時間32分)ufoTABLECINEMA
2023年カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞したヒューマンサスペンス。
視覚障がいをもつ少年以外は誰も居合わせていなかった雪山の山荘で起きた転落事故を引き金に
死亡した夫と夫殺しの疑惑をかけられた妻のあいだの秘密や嘘が暴かれていき
登場人物の数だけ真実が表れていく様を描いた。

「水深ゼロメートルから」(日本 1時間27分)イオンシネマ 
山下敦弘監督が、2019年に開催された第44回四国地区高等学校演劇研究大会で
文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞した徳島市立高等学校の同名舞台劇を映画化した青春群像劇。
高校2年生のココロとミクは体育教師の山本から、夏休みに特別補習としてプール掃除を指示される。
水の入っていないプールには……


5/17(金)〜
「ハピネス」(日本 1時間58分)北島シネマサンシャイン
小説「下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん」などで知られる作家・嶽本野ばらの同名小説を
「少女は卒業しない」の窪塚愛流と「朝が来る」の蒔田彩珠の共演で映画化したラブストーリー。
高校の美術室で出会い恋に落ちた雪夫と由茉。
幸せな日々を過ごしていたある日、雪夫は由茉から突然、彼女の余命があと1週間しかないことを告げられる。
篠原哲雄監督作品。

「湖の女たち」(日本 2時間21分)
大森立嗣が監督・脚本を手がけ、作家・吉田修一の同名小説を映画化したヒューマンミステリー。
湖畔に建つ介護施設で、100歳の老人が何者かに殺害された。
事件の捜査を担当する西湖署の若手刑事・濱中圭介とベテラン刑事・伊佐美佑は
施設関係者の中から容疑者を挙げて執拗に取り調べを行なっていく。

「ミッシング」(日本 1時間59分)イオンシネマ・北島シネマサンシャイン
「空白」「ヒメアノ〜ル」の吉田恵輔監督が、石原さとみを主演に迎えてオリジナル脚本で撮りあげたヒューマンドラマ。
幼女失踪事件を軸に、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿を
リアルかつ繊細に描き出す。

「碁盤切り」(日本)イオンシネマ・北島シネマサンシャイン
「孤狼の血」「凶悪」の白石和彌監督が初めて時代劇のメガホンをとり
「ミッドナイトスワン」の草なぎ剛を主演に迎えて描いたヒューマンドラマ。
古典落語の演目「柳田格之進」を基に
冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が武士の誇りをかけて復讐に臨む姿を描く。

「コットンテール」(イギリス=日本 1時間34分)ufoTABLECINEMA
リリー・フランキー演じる妻を亡くした男の家族再生を描いた日英合作映画。
兼三郎は妻・明子の葬式でしばらく疎遠となっていた一人息子の慧(トシ)とその妻さつき、孫のエミに久しぶりに会う。
酒に酔い、だらしない態度をとる喪主の兼三郎に……


5/24(金)〜
「関心領域」(アメリカ=イギリス=ポーランド 1時間45分)北島シネマサンシャイン
「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」のジョナサン・グレイザー監督が
イギリスの作家マーティン・エイミスの小説を原案に手がけた作品で
2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリ
第96回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞。
ホロコーストや強制労働によりユダヤ人を中心に多くの人びとを死に至らしめたアウシュビッツ強制収容所の隣で
平和な生活を送る一家の日々の営みを描く。


5/31(金)〜
「からかい上手の高木さん」(日本 1時間59分)イオンシネマ・北島シネマサンシャイン
アニメ版も話題を集めた山本崇一朗の人気コミック「からかい上手の高木さん」を
「愛がなんだ」「街の上で」の今泉力哉監督のメガホンで実写映画化。
とある島の中学校。
隣の席になった女の子・高木さんにいつもからかわれている男の子・西片は
どうにかしてからかい返そうとさまざまな策を練るも
彼女に見破られて失敗ばかりしていた。

「コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話」(アメリカ 2時間1分)ufoTABLECINEMA
女性の選択の権利としての人工妊娠中絶を題材に
1960年代後半から70年代初頭にかけてアメリカで推定1万2000人の中絶を手助けしたとされる団体「ジェーン」の実話をもとに描いた社会派ドラマ。
1968年、シカゴ。
裕福な主婦ジョイは何不自由ない暮らしを送っていたが、2人目の子どもの妊娠時に心臓の病気が悪化してしまう。
唯一の治療法は妊娠をやめることだと……

「告白コンフェッション」(日本 1時間14分)イオンシネマ
「賭博黙示録カイジ」の福本伸行が原作、「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじが作画を手がけた漫画「告白 コンフェッション」を
「土竜の唄」シリーズの生田斗真と「息もできない」のヤン・イクチュンのダブル主演で実写映画化。
大学山岳部のOBで親友の浅井とジヨンは
16年前の大学卒業登山中に行方不明となり事故死とされた同級生・西田さゆりの17回忌の慰霊登山に出かけるが……。
山下敦弘監督、今月2本目の封切り作。

「無名」(中国 2時間11分)ufoTABLECINEMA
「花様年華」「インファナル・アフェア」などの香港の名優トニー・レオンと
テレビドラマ「陳情令」でブレイクした中国の若手俳優ワン・イーボーが共演し
第2次世界大戦下の上海で暗躍する中国共産党・中国国民党・日本軍のスパイたちの攻防を
スリリングに描いたノワールサスペンス。


[1024] ルワンダ虐殺事件 投稿者:映画ファン 投稿日:2024/05/01(Wed) 08:01  

ずうっと前に例会で上映された「ホテル・ルワンダ」という映画を覚えていますか。
アフリカ中南部内陸に位置する小国ルワンダ。
その国で1994年多数派の部族が少数派の部族80万人を一方的に殺したという大虐殺事件が起こりました。
映画は、被害者をあるホテル経営者が自分のホテルに匿って助けたという実話が元になっています。
ドン・チードルが主演。
もともとこの映画、アフリカが舞台で政治的な内容、さらに配給料が高く儲けにならないとみた日本の配給業者は手を出さなかった。
ところが、この映画の存在を知った一映画ファンがネットコミュニティを立ち上げて、その後徐々に声が広がって上映となり、多くの観客を集め話題になりました。
徳島では映画の会のみが上映して、入会して観た人も多かったと思います。
この話題を持ち出したのも、4月からNHKで始まった「時をかけるテレビ」という新番組で、1998年に放送された事件後ルワンダで取材したドキュメンタリーを取り上げたのを見たからです。
また、それとは別に、少し前にこの事件からもう一世代後の若者たちにインタビューした外国のドキュメンタリーも見たことがあります。
それに比べたら、今回見た古い番組は、事件からほんの5年後ということで、その生々しさが画面から伝わってきて、恐ろしさすら感じました。
調べてみると、そもそもその2つの部族間に特に違いがあるというわけでもなく、何となく分かれていたという。
(多数派がソチ、少数派がツチと呼ばれる)
番組にも出てきたが、部族間での結婚も多いらしい。
この番組に出ていた家族もその一つで、人のいい優しそうな若者が、虐殺集団の圧力で自分の甥を殺している。
大量の加害者が押し込められた雨ざらしのような刑務所から釈放されて帰って来るが、その村、実家の中でも気まづい空気が流れる。
何故こういう事件が起こったのかという原因もはっきりはしない。
元々は多数派が有力者だったが、ベルギーの植民地になってベルギー人が少数派を優遇したらしい。
後に独立して、その立場が逆点。
そういう繰り返しの内に徐々に憎悪がたまってきたのか。
番組では、影響力の強いラジオタレントの憎悪をかきたてるような放送が引き金になったという点に注目していた。
しかし、その人気DJにしても意図があったわけではないような。
何か映画「福田村事件」の関東大震災時の日本人の状況を思い出した。


[1023] 4月のおしゃべり会 投稿者:事務局 投稿日:2024/04/28(Sun) 19:37  

4/28、今日はおしゃべり会でした。
アミコ3階の喫茶マザーズに5人(男3・女2)が集まり午後2:00〜4:30まで
賑やかに話し合いました。
「ほかげ」のこと、8月例会はこんな映画をやってほしいとか、そのほか個人的な話……などなど
話題は尽きませんでした。
来月は5/26(日)の予定です。
是非ともたくさんご参加下さい。


[1022] 「ほかげ」を創った塚本晋也の思いはー 投稿者:新三郎 投稿日:2024/04/25(Thu) 21:25  

大林宣彦は塚本晋也の「野火」を見たのち、塚本にこう言葉をかけていました。

塚本晋也
「大林さんが最初に言ったのは
『本当は今戦争映画を軽く作っちゃいけないと思っていたけど、「野火」を見たら、こういうものなら作るべきだ』と。
『必要にかられて、やむにやまれぬ気持ちで作る戦争映画じゃないなら作らないほうがいい』。
お客さんが喜ぶためとか、涙を誘うためとか、たとえそれが泪であっても、『カタルシスを喚起する目的で戦争映画を作ってはいけない』。
戦争映画を作るときは、<もう、これ作らなきゃ大変>って気持ちで作らないといけない」

2020年7月5日NHKBS1スペシャル「映画で未来を変えようよ 〜大林宣彦から4人の監督へのメッセージ」より

録画していたこの番組を再見して、「ほかげ」を創った塚本監督の思いをもう一度考えさせられました。




[1021] 4月例会報告 投稿者:事務局 投稿日:2024/04/23(Tue) 07:31  


雨がちで、はっきりしない天気の中での例会。
映画の内容も、戦後の暗い世相の中での娼婦、孤児、帰還兵のストーリーで
感想を書く手も重いような雰囲気?

10:30からの回……会員113人 招待2人 入会3人 合計118人
13:10からの回……会員100人 招待0人 入会2人 合計102人
15:50からの回……会員 39人 招待2人 入会0人 合計 41人
18:30からの回……会員 30人 招待0人 入会1人 合計 31人

合計292人の参加でした。
来月は、心がほっこりするよなヒューマンイタリア映画です。


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