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[755] ジュリー・ガーランド8 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/06/09(Fri) 07:17  

その後1963年の「愛の奇跡」「愛と歌の日々」という映画に出演したのが最後になった。
彼女は「アニーよ銃を取れ」を降板になったとき精神病院に長期入院。
そこで身体の不自由な子供たちに出会う。
それが癒やしとなって、飲食も睡眠も通常に戻ったと、後にインタビューで語っている。「愛の奇跡」は、精神科医が校長を務める精神薄弱児の施設に、音楽教師が赴任して子供達と交流を深めるという内容。
音楽教師を演じたのがジュリー・ガーランド。
実際の障害児が出演していている。
監督はジョン・カサベテスで、障害児をキャスティングしたことがもとで、カサベテスはハリウッドから干されてしまう。

http://eiga.com/movie/2579/


[754] ジュリー・ガーランド7 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/06/08(Thu) 17:36  

一旦MGMを解雇された後も映画への情熱は冷めたわけではなく
1954年ワーナーブラザーズの「スター誕生」で銀幕復帰を果たす。
彼女の演技は高く評価されゴールデングローブ主演女優賞を受賞。
しかし、撮影中やはり遅刻や出勤拒否などで会社に損害を与えたため、ワーナーはアカデミー賞での根回しをせず、絶対有力とされながら主演女優賞は取れなかった。
そのことで彼女の生活は再び荒れ、数度の自殺未遂。
1961年には「ニュールンベグル裁判」に出演、アカデミー助演女優賞にノミネートされた。


[753] 渇水 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/06/08(Thu) 07:23  

北島シネマサンシャインで「渇水」を観ました。
芥川賞にもノミネートされた河林満の小説が原作。
長年、市役所に勤めた原作者の経験があるのか、
貧乏とか、いい加減な生活態度などの水道料金滞納者宅を訪問して水道を止める仕事をする主人公と、その周辺の人びとを描く。
映画の中にも出てくるが、空気や太陽と同じように生命に不可欠なものである水が有料なのはおかしいという理屈には一理あると思う。
大変面白いテーマだと思う。
異才・白石和彌がプロデュース。
出演も主演の生田斗真の他、門脇麦・尾野真千子・宮藤官九郎・吉澤健・柴田理恵・田中要次・大鶴義丹など、ちょい役に至るまでクセのある俳優がズラリ。
アイスキャンデーなどの小道具も効いているが
それらの好素材を、上手くまとめられていない感。
惜しいと思った。
原作では、母親にネグレクトされた幼い姉妹は最後には自殺するらしい。
映画では……。
同日に封切られた「怪物」と、どうしても比べてしまう。


[752] ジュリー・ガーランド6 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/06/07(Wed) 07:46  

MGMを解雇されて映画の仕事がなくなったとき、当時の夫のラフトや友人のビング・クロスビーの勧めでステージ歌手活動を始める。
これが成功して、ジャズ歌手としての歌唱力とショーマンとしての才能が開花する。
1961年カーネギーホールでのコンサートは「ショービジネス最高の一夜」と評価され
このライブ盤はグラミー賞最優秀アルバム賞を、彼女自身も最優秀女性歌唱賞を受賞する。また、テレビでも「ジュリー・ガーランドショー」という番組を半年間務めた。
いずれの仕事でも彼女は高額のギャラを得たが、急死したとき埋葬のお金にも事欠いたという。
経済観念に乏しく、入ったお金は、常に浪費されていたらしい。


[751] 怪物 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/06/07(Wed) 06:54  

注目の評判作「怪物」を観てきました。
封切りの先金曜に観るつもりで家は出たのですが、大雨で途中引き返しました。
3日遅れで、やっと観られたという感じです。
もう〜〜〜〜〜、素晴らしい映画でした。
こういうこと、よく言う人がいますが、
是枝さんの映画で最高の作品になったと思います。
坂元裕二さんの脚本はカンヌで脚本賞、納得がいきます。
映画は3部構成。
母親の視点、教師の視点、2人の子供の視点と、同じ事柄を異なる視点から描いて、最終章へと収斂していき余韻のある終わり方でした。
初め、リアルなぼそぼそとした台詞が聞き取りにくかったり「なぜ?」と思えたり、分からない感じもあり
何となく怖い感じを感じながら進んでいったのですが
最後の3章で、全てが分かり、一種爽やかな気持ちになれました。
真相は言えません。
言ってしまったら感動は半減してしまうと思います。
カンヌで受賞というのが納得できます。
人間ひとりひとりの善良さと、集団となった社会の悪意を感じました。
一言で言い表せないようなものを残すのが、素晴らしい映画の由縁ですね。


[750] 9月の作品も 投稿者:事務局 投稿日:2023/06/06(Tue) 17:46  

9月の作品も決まりました。

9月17日(日)
徳島市シビックセンターさくらホール

「ウィ、シェフ!」 (フランス 1時間37分)

孤独なシェフと移民の少年たちが料理を通して交流する姿を、
実在のシェフであるカトリーヌ・グロージャンをモデルに描いたフランス製コメディドラマ。
一流レストランでスーシェフを務める女性カティは、シェフと大ゲンカして店を飛び出してしまう。
やっとのことで見つけた新しい職場は移民の少年たちが暮らす自立支援施設で、まともな食材も器材もない。
施設長ロレンゾは不満を訴えるカティに、少年たちを調理アシスタントにしようと提案。
料理がつないだ絆は少年たちの未来のみならず、天涯孤独で人づきあいが苦手だったカティの人生にも変化をもたらしていく。


[749] ジュリー・ガーランド5 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/06/06(Tue) 08:09  

彼女は5回の結婚と4回の離婚を繰り返している。
19歳で作曲家・ギタリストと最初の結婚。
妊娠したが、イメージを損なうということで、当時カリフォルニア州では違法だった堕胎手術を受けている。
2年で離婚。
この頃から薬物中毒・神経症の症状が現れる。
2回目の結婚は彼女の出演した「若草の頃」を監督したヴィンセント・ミネリ。
娘のライザ・ミネリを出産するが6年で破局。
3回目はプロデューサーのシドニー・ラフト。
彼女の復帰作「スター誕生」をプロデュースしている。
彼との結婚生活は2人の子供にも恵まれるが、ギャンブル依存症のラフトは彼女の財産を使い尽くし、13年後に離婚。
4度目の結婚は6歳年下の俳優で、数ヶ月で破局、離婚までに2年かかる。
12歳年下のミュージシャンと5回目の結婚をするが、3か月後に彼女は他界する。


[748] 8月例会作品のお知らせ 投稿者:事務局 投稿日:2023/06/06(Tue) 07:12  

8月例会作品が決まりました。

8月20日(日)
徳島市シビックセンターさくらホール

「生きる」大川小学校津波裁判を闘った人たち(日本 2時間4分)

2011年3月11日の東日本大震災で、多数の死者が出た宮城県石巻市の大川小学校。
犠牲になった児童の親が行政を相手に起こした裁判の行方を記録する。
長年、テレビで社会問題を扱ってきたディレクター寺田和弘初の長編ドキュメンタリー映画。


[747] ジュリー・ガーランド4 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/06/05(Mon) 06:52  

MGM入社時の面談をした アーサー・フリードは、その世界では有名なロリコンでキャスティング・カウチ(役を与える代償に性関係を求める)。
ディアナ・ダービンと面接したときズボンを脱いで下半身を見せたことを、ダービンが後に自伝に書いている。
フリードがディアナでなしにガーランドを推したことで、13歳の彼女と関係があったと噂されたが、彼女は否定している。
この頃のハリウッドは、こういうことが普通だったのかもしれない。


[746] ジュリー・ガーラン3 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/06/04(Sun) 07:00  

彼女の不運の一つは太る体質であったこと。
それでデビュー当時から厳しい食事制限と、当時は合法だったアルフェタミンという覚醒剤をダイエット薬として常用するようになる。
それがもとで、後に薬物中毒や神経症で苦しむことになる。
やがて撮影の遅刻やドタキャン。
主役の降板。
精神病院への入院。
自殺未遂……。
1950年の「サマーストック」を最後にMGMを解雇される。
ショックを受けた彼女は自殺未遂、当時結婚していたヴィンセント・ミネリとも離婚と、不幸が続いた。


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