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[1228] タイヨウのうた 投稿者:映画ファン 投稿日:2025/05/14(Wed) 20:00  

2006年6月に公開されてから話題になりヒットした作品。
色素性乾皮症の主人公が、太陽に沈んだ夜だけストリートシンガーとして活動するというストーリー。
主人公をシンガーソングライターのYUIが歌って演じた。
恋人役は塚本高史。
すぐに6〜9月、テレビドラマも放送される。
テレビでは沢尻エリカ、山田孝之が演じた。
実はこの映画、もとは1993年の香港映画「つきせぬ想い」のリメイク。
後に2015年ベトナムでもドラマ化。
2018年には舞台化。
同年、ハリウッドで「ミッドナイト・サン〜タイヨウのうた」としてリメイク。
このときは、ドラマがあまりにもこの病気の実態とかけ離れていると批判もあったらしい。
(この病気は、ただ太陽光に当たったらいけないというだけでなく、徐々に体力も知力も同時に衰えていく。
興味のある方は5月21日(水)23:00からBS朝日で放送の「おひさま家族〜りんくん一家の17年」をご覧ください)
この映画、今年は韓国でリメイク、この5月16日から日本でも公開される。
主人公は「パラサイト半地下の家族」のチョン・ジソ、恋人役は男性アイドルグループVIXXのリーダー、チャ・ハギョン。
このストーリーって、そんなにも映画作家の創作意欲をくすぐるものなのだろうか?
日本版を監督した小泉徳宏は、その後
「ちはやふる」上の句・下の句・結び、「僕は、線を描く」など監督し、ヒットさせている。
この5月23日からは最新作「父と僕の終わらない歌」が公開。
かつて目指していた歌手への道を家族のために諦めた、アルツハイマーを発症した父を
家族が支えてCDデビューさせるというイギリスでの実話を映画化したもの。
僕は小泉監督作だから観に行こうと考えている。


[1227] 吉永小百合新作 投稿者:映画ファン 投稿日:2025/05/14(Wed) 08:32  

吉永小百合の新作映画は
10/31公開の
「てっぺんの向こうにあなたがいる」。
登山家・田部井淳子さんをモデルにしたストーリーらしい。
80歳の小百合さん、登山映画に挑戦とは
体力あるな〜。
監督は阪本順治だから見応えあるかも。
でも阪元=吉永コンビの「北のカナリヤたち」は期待外れだったから……
最近の阪元作品は、けっこう調子いいから期待もできる。
10/31になってみなければ、その結果は分からない。


[1226] コンクラーベ教皇選挙 ネタバレなし 投稿者:オダギリby徳島F.C🎬 投稿日:2025/05/10(Sat) 19:14  

4月に入って直ぐに見に行った映画が教皇選挙。
日本人にっとってほとんどが知られていないであろう
その”コンクラーベ”が、実際に行われ
新しいし教皇が決まったようですね。

日本では、洋画離れが叫ばれて久しいんだけど、
久しぶりに洋画の底力を見せつけられた気がした映画でした。

平日の昼時の鑑賞でしたが結構入っていたのには驚きました。
エンドロールが終わって席を立とうとした時、直ぐ側の
数人で来られていた女性の方から「すごい映画だったね」
という感想が聞こえてきた。

ある意味ダブー視されるところに踏み込んでいく作り手の気概を強く感じるところが洋画の一つの魅了のように思う。
勿論、邦画にもそれはあるのだが、一言で言うと洋画の方が
上手いと思う。映画としての完成度が高いのだ。

仏教でいうところのカルマとは、そのものの根源であり
そのものを突き動(司る)かす根本(原動力)と表します。
その仏教的観点から言うとキリスト教ではカルマを神と崇めたものと推測できる。
そのカルマの根源そのものの実態はというとそれこそ神のみぞ知るということになるのだが。

この映画と同じような作品というわけではないものの私的にはどこかスコセッシ監督の「沈黙 -サイレンス」や
タルコフスキー監督の「ストーカー」
などの根底にこの映画からも同じテイストを感じた。

この手の作品は翻訳される方により内容がちょっと違ってくるんですよね。
ちょっと追いきれなかったセリフもそれなりにあったので今度は配信まで楽しみに待ちたいと思います。

あと、コンクラーベが行われる場所はあのシスティーナ礼拝堂なんです。
大塚国際美術館に行ったことがある方ならその雰囲気はご存じかと思うのでこの映画を更に楽しめることと思います。

再度何度でも見たいと思う映画の一つになりました。
オススメします。

余談*歴代の教皇の方で正装にプラダの真っ赤な靴を履いていたというニュースを昔どこかで見たんですが、う〜ん!聖職者も人の子かなんて思ったものです。
ところがブランド物は別として赤はカトリックの正装に関わる色の一つだったんだとこの映画で知りましたね。




[1225] 8月例会作品決定 投稿者:事務局 投稿日:2025/05/10(Sat) 08:17  

8月の例会作品が決まりました。

8月17日(日) 徳島市シビックセンターさくらホール

「あの歌を憶えている」(アメリカ=メキシコ 1時間43分)

忘れたい記憶を抱える女と忘れたくない記憶を失っていく男が出会い、
互いに支えあいながら希望を見いだしていく姿を優しいまなざしでつづったヒューマンドラマ。
ニューヨークで13歳の娘と暮らすソーシャルワーカーのシルヴィアは、
若年性認知症で記憶障害を抱えるソールと出会う。
家族に頼まれてソールの面倒を見るようになったシルヴィアは、
ソールの穏やかで優しい人柄と、彼が抱える抗えない運命への哀しみに触れ、
次第にひかれていく。
しかしシルヴィアもまた、ある過去のせいで心に傷を抱えていた。
それぞれ自分の殻に閉じこもって生きてきた2人は、
互いに寄り添いながら自身の過去や人生と向きあっていく。
ジェシカ・チャステインがシルヴィア、ピーター・サースガードがソールを演じ、
2023年・第80回ベネチア国際映画祭にてサースガードがボルピ杯(最優秀男優賞)を受賞。
「或る終焉」「ニューオーダー」などで知られるメキシコの俊英ミシェル・フランコが監督・脚本を手がけた。


[1224] ハルビン 投稿者:映画ファン 投稿日:2025/05/09(Fri) 07:50  

伊藤博文をハルビン駅で暗殺した安重根が主人公の韓国映画
「ハルビン」が7月4日(金)公開。
伊藤博文を演じるのはリリー・フランキー。
これ実に適役だと思うのだけど。
残念ながら徳島公開の予定はないようです。


[1223] わたしのベスト10 投稿者:映画ファン 投稿日:2025/05/06(Tue) 07:07  

重三郎さんに触発されて
わたしなら、こうです。

・浮雲
・無法松の一生
・須崎パラダイス赤信号
・にっぽん昆虫記
・一条さゆり濡れた欲情
・犬神家の一族
・幸福の黄色いハンカチ
・瀬戸内少年野球団
・仁義なき戦い
・月はどっちに出ている

しかし、この他にも、いっぱいあって、どれもこれも棄てがたい作品ばかり。
こうやって考えてみたら、いい映画って本当にたくさんあるものですね。


[1222] わたしのベスト10 投稿者:重三郎 投稿日:2025/05/05(Mon) 11:06  

長いことニンゲンやってきましたが、映画をみた(あるいはみることができる)本数は限られております。数年に一度、世界の映画監督が選ぶベスト20(?)が発表されていますが、すべてはみておりません。

こんなわたしがベスト10本をあげるのは適当じゃありません。亡くなった篠原さんに尋ねてみたかったです。でも、おそらく篠原さんは、静かな笑みを浮かべて、「う〜ん、なかなか絞れんなあ」とつぶやかれたでしょうね。

歳だけはとって残り時間がなくなったので、頭に浮かんだ映画を並べてみます。邦画限定・1監督1本・順不同です。

・七人の侍
・東京物語
・人間の条件
・雨月物語
・幕末太陽伝
・放浪記(「めし」も好きですが、放浪記はデコちゃんがよりよかったので)
・砂の器
・息子
・謀殺 下山事件
・戦争と人間

みなさんがお好きな映画をあげていただけたらうれしいです。



[1221] 「岸辺のアルバム」 投稿者:映画ファン 投稿日:2025/05/05(Mon) 08:29  

NHKBSの「アナザーストーリー」でテレビドラマ「岸辺のアルバム」を取り上げているのを見た。
脚本家・山田太一はこの災害事故に興味を持って
被害者に取材して、東京新聞に小説「岸辺のアルバム」を連載した。
その取材を受けた、当時中学生の男性が出ていた。
百貨店勤めの父親がローンで建てて2年が経ったばかりの新築住宅が流される。
父親は、流された家を探して川の下流に行き
残された屋根を見つけ、それまで撮り貯めた家族のアルバムを持ち帰り、今も男性の手元に保存されている。
この話が、ドラマ「岸辺のアルバム」のタイトルになる。
彼も当時、連続ドラマを視聴したとのこと。
プロデューサー堀川とんこうは原作小説を読んで、周囲の反対を押し切って
不倫する妻に八千草薫、息子役に当時無名の国広富之をキャスティングして
ディレクターも兼ねて製作して、ドラマは大ヒットした。
被害住民は国を相手取って裁判を起こし
一審勝訴、二審敗訴、長い年月がかかったが最高裁で勝訴が決定する。
僕はドラマは見ていなくて、テレビのハードディスクに再放送の全話が保存されている。
この放送を見て、近々視聴しなければと思っている。


[1220] アルジャーノンに花束を 投稿者:映画ファン 投稿日:2025/05/03(Sat) 08:01  

鈴木保奈美が進行役を務める「あの本読みました?」という
テレビの読書番組にはまっています。
BSテレ東、テレビ大阪等で放送中。
その中で「アルジャーノンに花束を」という本が話題に。
アメリカのダニエル・キイスという人が1959年に書いた中編小説で
1966年に長編化されてベストセラーになったSF小説です。
面白いのは、この本はそれで終わらずに、最近SNSで話題になり、また売れているらしい。
僕はあまりベストセラー本は読まないのだけれど気になっていました。
それが、新聞を見ていたら、この5月6日(月祝)に
アスティとくしまのフレアシネマ劇場で「アルジャーノンに花束を」の映画が上映されることが分かりました。
この作品は過去4回映画化されていて
1968年の「まごころを君に」(アメリカ)が一番有名です。
その後は、2000年カナダ、2006年と2014年はフランステレビ映画されています
確認はできませんが、劇場上映されていたのかもしれません。
アスティで上映されるのもタイトルからしてフランス製あたりなのかと。
一度はウィル・スミスが映画化を考えたようですが、実現しなかったようです。
日本では2回の連続テレビドラマ化、2回のラジオドラマ化、たくさんの舞台化もされ、人気の衰えない作品のようです。
これは、ちょっと見逃せない映画ですね。


[1219] 「ぼくのお日さま」の二人の若い俳優から思い出したこと 投稿者:映画ファン 投稿日:2025/04/29(Tue) 13:23  

「ぼくのお日さま」では二人の主演の少年少女の初々しい演技が光った。
少年役の越山敬達はけっこう出演経験があるようだが
少女役の中西希亜良は本来フィギュアスケートの選手で、この映画が初演技。
映画をみながら、ある作品のことを思い出した。
木下恵介の「野菊の如き君なりき」。
この映画の主演を務めた田中晋二、有田紀子も
いわゆる“演技力”のある天才子役というわけではなかった。
ネットで調べると、この映画以前以後も何本かの映画に出演しているが
特筆されるような記事はない。
二人とも1940年生まれで、今も健在なら85歳。
監督の木下恵介は、敢えて有名子役を使わずに、彼らの未熟さに目をつけてキャスティングしたようだ。
木下は素人に演技をつけるのがうまく
この映画の時も、
セリフを言ってから、こっちの方を向いて……
とか具体的に動きをつけて彼らの魅力を引き出していったと本で読んだことがある。
その意図は見事に成功し、達者な役者では絶対に出せない味を引き出し
類い希な美しい映画が出来上がった。
会社としては、二人を売り出すつもりでその後も映画にキャスティングしたが
うまくいかなかったようで
知らない間に引退してしまったらしい。
本当に今はどうしているのだろうと気になるところだが
そんなことに興味を持つ人もあんまりないようである。


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