徳島でみれない映画を見る会 掲示板
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1月例会報告
投稿者:
事務局
投稿日:2024/01/22(Mon) 06:59
1月例会が終わりました。
社会性の強い、重い内容の映画で、いろいろなご意見も聞かれていたのですが
9人もの入会者がありました。
映画はラストの30分で意外な展開となり
登場人物たちの心の救いが描かれていて、よかったと思いました。
来月、再来月と明るい映画です。
それぞれの映画を味わってくだされば幸いです。
1回目の回……会員111人 招待2人 入会4人 合計117人
2回目の回……会員 72人 招待0人 入会3人 合計 75人
3回目の回……会員 41人 招待1人 入会0人 合計 42人
4回目の回……会員 27人 招待0人 入会2人 合計 29人
合計263人の参加でした。
今年もよろしくお願いいたします。
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カラオケ行こ!
投稿者:
映画ファン
投稿日:2024/01/18(Thu) 07:05
北島シネマサンシャインで観る。
監督の山下敦弘が好きなので
ゆる〜いコメディを期待したが
そんなに笑えなかった。
真面目な中学合唱部のボーイソプラノの部長が声変わりを迎え、それを誰にも打ち明けられず悩む。
そういう青春の壁を越えていくというような真面目な内容……だったような。
そこに暴力団とカラオケが勝手に入り込んでくるような。
Xジャパンの「紅」がキーになり
何回も出てくるが
それがドラマを盛り上げていた。
ヤクザ役の綾野剛のおはこで、何回も歌うシーンが出てきたが
最後に、その中学生が歌い
エンドロールで、Little Glee Monsterの歌で流れるのが非常に効果的で余韻が残った。
そういう意味では、いい映画。
「1秒先の彼」もそうだったが、山下敦弘は無難な映画を撮っているという印象。
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4月例会作品
投稿者:
事務局
投稿日:2024/01/13(Sat) 07:52
4月例会作品が決まりました。
4月21日(日)
徳島市シビックセンターさくらホール
「ほかげ」(日本 1時間35分)
「野火」「斬、」の塚本晋也監督が、終戦直後の闇市を舞台に絶望と闇を抱えながら生きる人々の姿を描いたドラマ。
焼け残った小さな居酒屋に1人で住む女は、体を売ることを斡旋され、絶望から抗うこともできずに日々をやり過ごしていた。
そんなある日、空襲で家族を失った子どもが……。
「ブギウギ」の趣里が主演。
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本の紹介
投稿者:
映画ファン
投稿日:2024/01/13(Sat) 06:57
猿渡由紀『ウディ・アレン追放』文藝春秋。
県立図書館で借りて読みました。
徳島市立図書館にもあります。
現在アメリカで映画が上映されないウディ・アレンの未成年女性との性的関係について
ことの初めから現在までを詳しく
読みやすい文章で解説してくれた本です。
僕はほとんど何も知らなかったのですが、この本を読んでよく分かりました。
お薦めの本です。
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世界仰天ニュース
投稿者:
映画ファン
投稿日:2024/01/11(Thu) 07:56
僕はあまりテレビは見ないのだが
妻が、世界仰天ニュースで見たと言って、割と興奮して話してくれた。
それは、あの森友学園の公文書改ざんをさせられて後に自殺した赤木さんのことを
再現ドラマで放送したもの。
その間の詳細を書き留めた赤木ファイルというものがあり、それに準じて再現したものらしい。
世界仰天ニュースといえば、いわゆるヴァラエティ番組だろうが
思い切ったことをしたものだと思う。
年末年始に再放送された「エルピス」そのものである。
あのドラマ8チャンネルがドラマではああいうのをやりながら、同じ局の報道は無難な内容なのが
しらじらしいとも思ったのだが
それを実際にやるとは
日テレもなかなかやるではないか。
世論が高まればいいと思う。
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笑いのカイブツ
投稿者:
映画ファン
投稿日:2024/01/10(Wed) 08:41
ラジオテレビのお笑い番組の投稿から「伝説のハガキ職人」として有名になったツチヤカタユキの自伝小説の映画化。
主人公の岡山天音ほか、松本穂香、菅田将暉、中野大賀など豪華キャスト。
ツチヤカタユキは極度の対人関係の苦手な人で
そのトラブルから破滅的、無頼的に生活が描かれ
お笑い人の話なのに、こんなに暗いかという映画になっている。
中野大賀演じる、ツチヤの才能をかって親身に世話をする漫才師はオードリーの若林である。
映画にあるように東京での構成作家としてはうまくいかず大阪に帰るが
現在は35歳で、新作落語や吉本新喜劇の脚本を書いているらしい。
おそらく16ミリカメラで撮っているのだろうと思われるが、洗い画面がまた生々しい。
母親と同居しながら落語の創作に挑む様子が、
2020年9月13日のNHK総合「目撃!にっぽん」で
「もう一度笑かしたい〜“伝説のハガキ職人”再起の日々〜」で特集されたこともあるとか。
見てみたかったな〜。
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PERFECTDAYS
投稿者:
映画ファン
投稿日:2024/01/09(Tue) 09:14
昨年末公開のこの映画。
北島では12/22から、イオンでは29日からで、ボクは100円安い方のイオンで見る。
話題作で、けっこうな人が入っていた。
この映画は、汚いという公共トイレのイメージを変えようと、UNIQLOの柳井康治さんらが中心となって
渋谷区内の17ヶ所のトイレを刷新したプロジェクトがきっかけ。
この活動に協力したクリエイティブディレクターの高崎卓馬が、このPR映画を企画。
短編オムニバス映画として企画して、監督を依頼したヴィム・ヴェンダースが取材中に長編作品として再構想して、この作品が出来上がった。
だから、舞台となる公共トイレはどれも素晴らしく、まさにアートそのもの。
まず、それに目を見張る。
北島で先に見たというSさんは東京に行く機会があって実物を見てきたと話していた。
本当に一種の観光として訪れてみたくなるほどだ。
役所広司演じる職人的清掃員の平山という役名は、小津作品で笠智衆が演じた役から取っている。
まさに小津安二郎作品へのオマージュ。
僕の頭には“ドロップアウト”という言葉が浮かんだ。
何らかのきっかけで社会からドロップアウトした主人公・平山のルーティーン。
暗いうちから起きて、缶コーヒーを買って仕事に出る。
仕事道具を積んだ車のカーステレオでカセットの古い洋楽(1曲だけ日本の曲があった)を聞きながら運転する。
職人技の仕事振り。
昼は、いつもの神社の森でサンドイッチと牛乳。
そして安物のフィルムカメラで樹の木漏れ日を取る。(ラストに木漏れ日の説明のテロップが入る)
銭湯で汗を流した後、ガード下の安酒場でレモンサワーと食事。
文庫本を読みながら眠りにつく。
休日はコインランドリーで洗濯。
馴染みの写真屋で現像、新しいフィルムに入れ替える。
出来上がった写真は気に入ったのだけを残して後は棄てる。
休みだけは馴染みの店でママさん相手に呑む。
そのママさん役が石川さゆりで、先のカセットでも出てきた「朝日の当たる家」を日本語で歌うのもご愛敬。
このくり返しの中に、家出した姪を泊まらせたり、ママさんを棄てた亭主が末期ガンになって現れたり、小さな事件が絡む。
合間合間に挿入される東京スカイツリー。
今やもうスカイツリーが東京の顔になった。
余韻の残る映画である。
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長いタイトル
投稿者:
映画ファン
投稿日:2024/01/07(Sun) 08:39
「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」
という長いタイトルの映画見た。
ufoTABLECINEMAでは上映前にアナウンスがあるのだが、そのときは短縮して
「詰んドル」と言っていた。
元SND48のアイドルだった大木亜希子の体験記が原作で話題になっていたので
観客も僕の他に2人連れが3組という、ここにしては盛況。
大木さんは、双子の姉の奈津子もいっしょにスカウトされてデビューしている。
アイドルという仕事を引退してからの女性の生き方を考えさせらる好作品。
悩んでいる彼女に影響を与えるのが人生の酸いも甘いも味わい尽くしてきたシェアハウス(というより下宿させて貰った大家さん的存在)の56歳の離婚歴のある男。
こういう緩やかな関係が心地よかった。
主人公を演じたのも深川麻衣という元アイドルだが
彼女の友達役の女社長役の人、何となくあの人じゃないかなあと思って調べたら
やっぱり「赦し」という映画に出演して徳新にも取り上げられていた徳島出身の松浦りょうだった。
「赦し」が殺人者の役で、そういう暗いイメージがあったが
この映画の彼女は明るい前向きな役柄。
こういう役柄も合っているので、これからどんどん活躍するのではないかと期待が膨らんだ。
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2024年初映画
投稿者:
映画ファン
投稿日:2024/01/06(Sat) 08:01
2024年初映画は1/5(金)イオンシネマ8:50からの「コンクリート/ユートピア」(韓国)。
大災害で崩壊したソウルの街で唯一崩壊を免れた高層アパート。
そこで生き残るための人間社会の軋轢。
これは見応えがあった。
主役は、韓国映画ブーム初期からのスター、イ・ビョンホンが謎の人物を演じる。
まさに現代社会・人間の本質の縮図。
人間の恐ろしさ、愚かさ、正しく生きることのむずかしさを
パニック映画ではあるが不快な異様を描いていた。
観客はボクの他に女性一人だけという寂しさだった。
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大晦日
投稿者:
映画ファン
投稿日:2024/01/01(Mon) 08:34
どうしても今年のうちに見ておきたいと思って
大晦日ですがufotableCINEMAにでかけました。
冬とは思えない暖かさ。
時間があるので新町川ウッドウオークを歩いていたら、けっこうな人出。
何か味噌とか藍染めとか地元品の廃倍イベント中でした。
それに比してアーケード下はガランと。
見たかった映画は「ヒッチコックの映画術」。
トリュフォーは分厚いインタビュー集を出版していますが
彼のサスペンス、スリラー映画のテクニックの秘密を知りたいと思って。
彼の映画はNHKBSで何回も見ていますが、年齢のせいか記憶も薄れています。
狭い部屋で、僕の他に3人。
ヒッチ氏のサイレントの古い映像から遺作まで、それらのシーンを流しながら
ヒッチ氏を演じるナレーターが説明。
ちょっとうとうとして、説明と画面に付いていけずに、時々記憶が途切れるときも。
終わりかけになって、やっと理解し始めたの、もったいない気がしました。
また1年後くらいにWOWOWで確認するか……。
このごろ、そういうことが多いです。
この映画が今年の見納めになりました。
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