徳島でみれない映画を見る会 掲示板
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[779] 本『社長たちの映画史』 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/07/05(Wed) 08:16  

本の紹介です。
前にキネ旬で書評が出ていて、県立図書館で検索したら蔵書があったので予約して借りました。
中川右介『社長たちの映画史 映画に賭けた経営者の攻防と興亡』日本実業出版社
という本です。
メインは日活・松竹・東宝・大映・東映・新東宝の6社と黒澤・石原・三船・勝・中村のスタープロダクションの栄光と滅亡の現代史を描いたもの。
説明の必要性から、日本に映画が輸入され初期の小製作会社の勃興にまで話は遡ります。
いや〜、面白かった。
特に映画館入場者数が11億人を超えて最高動員数を記録した、作れば儲かるといった1958年前後からの様々な話題が面白くて面白くて
もう本が手放せないくらいに夢中になって読みました。
結局は自分が儲かればいいという大手映画社の経営者たちが
いい映画を作って提供したいというスターたちの邪魔立てをして
結果として日本の映画全体を潰していったという悲劇です。
スターたちも本来は表現者で経営者ではなく全員が破滅していく。
彼らが本当に映画を愛し、力を合わせていい作品を作り続けていたら
日本映画も少しは変わっていたかも。
歴史に「かも」と「もし」はないけれど
黒澤明も日米合作企画の「暴走機関車」や「虎、虎、虎」(黒澤のオリジナル脚本ではこうなっていた)も凄い傑作になっていたかもしれない。
本の最後に「平家物語」の
祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす……
と引用されているが、まさにその通り。
いい映画を生み出すには、作り手を経営者が支えるようなシステムが必要ですね。
本当に面白い本です。
今週返却しますから借りて読んでください。


[778] 妖怪の孫 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/07/03(Mon) 08:03  

「妖怪の孫」上映会会場のふれあい健康館へ。
ここの駐車場は出るのに時間がかかるので、マルナカに車を置いて約30分歩いて移動。
早く着いて、ガラス工芸の工作教室を見たり本を読んで待ちました。
知っている人の顔も。
3回上映で1回目は満席、2回目からは落ちついたということですが
それでも3回目も瞬く間に多くの人で席が埋まり、関心の高さを窺えました。
今朝の新聞にも関連記事が出て、当日券がたくさん出たそうです。
映画前半は、安部さんを皮肉るような、やや軽い流れでしたが
半ばの現役官僚の匿名インタビューあたりから「これは」と思わせるほどの深刻な内容に。赤木さんが自死した問題で「あなたなら」と聞かれて、自分も悪いとは思いながら加担すると苦しくも正直に話すシーンには絶句しました。
地元下関での、全国には知られざる事件。
安部さんは口では偉そうなことを言いながら、結局は自分の思い描くように日本を変えたいだけで
それには手段を選ばない
というか、そのことがどういうことなのか判断する力がないというか。
そして、そこのところを突かれたら、ともかくその場を誤魔化せばよいというか。
そして、それに周囲が巻き込まれていく(諦めさせられていく)というか。
その鈍感力。
そういう人が国のリーダーに立っている怖さを感じました。
安部さんの亡くなった後も、そういう流れが続いているような気がします。
最後に(おそらく)監督さんが映画の編集をしながら、この映画を作ることで家族に悪い影響が及ぶかもしれない
でも、それでも作らなきゃいけないという決死の覚悟が語られて、思わず観る方も緊張が走りました。
チャップリンの「独裁者」のように我々に問いかけてくる映画だと思いました。


[777] 7月23日、4年ぶりの呑み交流会 投稿者:事務局 投稿日:2023/07/02(Sun) 07:57  

7月になりましたが、23日(日)に計画されているビアガーデンに代わる一鴻呑み会
現在のところ10人を超える参加になりそうです。
4年ぶりのお酒の入ったお店での交流会、賑やかになりそうです。
楽しみ!


[776] アダマン号に乗って 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/07/01(Sat) 07:49  

封切り最初の上映を見ようと家を出る。
雨で思ったより車が多く遅れないかと焦るが、かろうじてセーフ。
よくufotableCINEMAで会うSさんと会わないかと思ったが
彼はいつも自転車なので、雨のせいか来ていなかった。
で、観客はボクひとり。
少し眠くて、瞼が落ちそうになりつつ観ました。
パリ、セーヌ河畔に、まるで船のような造りで建つ精神病者のためのデイケア施設。
そこに集う個性豊かな人びと。
歌ったり絵を描いたり映画を見たり話し合ったり……
ここでは楽しそうに暮らす様子がドキュメントされていた。
やや退屈だったのか、それともこれはボクの体調のせいかも。
なかなか終わらないなあ、そろそろかなあと思った頃、画面が真っ暗になり、字幕が。
やっぱり映画は体調を整えて観るべし。


[775] クリクリのいた夏 投稿者:クルルッピ 投稿日:2023/06/30(Fri) 21:10  

来月8日の午後2時から徳島県立21世紀館イベントホールにて2000年に映画をみる会の例会にもなったフランス映画クリクリのいた夏の上映会があります
参加無料で予約なしで鑑賞できるので興味のある方はぜひ
僕は仕事で行けないのでとっても残念


[774] 徳新シネマップ 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/06/30(Fri) 07:18  

徳島新聞にしネマップというコーナーがある。
月1回掲載で、その月封切りの新作映画の何本かを紹介をする。
6/29にも7月封切りの紹介記事が。
その中で「ヴァチカンのエクソシスト」と「Pearlパール」の2本だけは上映館も封切り日の記載がない。
まあ、今のところ予定で、予定は未定ということだろうが
本当に7月中に上映されるのか……。
映画のHPの予定を見ても徳島の映画館は出ていない。
前にもこういうことはあって、ずっと後に上映されたことがあったなあ。
ちなみに、この2本については徳島の3館でチラシも予告編も出ていない。
情報は嬉しいのだが、何となくこういう報道は無責任な感じがして仕方がない。
こんな感じで、結局知らない間に映画館にかかって、知らない間に終わっているというケースを何回か経験している。
こういうんだから、徳島の映画館や報道はダメなんだと思うが。
この間の「桜色の風が咲く」だって、たくさんの人が入会したが、ufotableCINEMAで上映したなんて知らない人ばかり。
いい作品を、知りたい人に、大いに正確に知らしめるというのが報道宣伝の仕事だと思うが。
これじゃあ文化は育たない。


[773] 大名倒産 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/06/27(Tue) 06:46  

イオンのポイントが貯まって無料クーポンもあるので
ときにはこんなのもいいかと思って
「大名倒産」を見てきました。
帰りに本屋を覗いたら浅田次郎の原作は厚い文庫本上下2冊。
原作は詳しい内容なんでしょうか。
映画は2時間で、またちょっと「こんなのないだろう」「こんな急にうまくいくもの?」というような内容ですが
ハッピーエンドで上手い具合に収まってGreeenの主題歌が流れながらエンドロールを見ていたら、思わず幸せな気分に。
こういう映画もいいもんだと思いました。
映画の会に来る人も、案外こんなのを求めているのかも……なんて考えましたが、どうなんでしょうねえ。
いろんな映画があって、いいんんでしょうね。


[772] おしゃべり会報告 投稿者:事務局 投稿日:2023/06/26(Mon) 06:54  

6/25日(日)アミコ3階マザーズでのおしゃべり会。
復活2回目です。
いや〜、楽しかった。
4人席のテーブルに椅子を2脚移動しての6人の参加。
初めてのSさん。
実は、元映画俳優です。
18歳から18年間東京で活動して、今は故郷の徳島の戻って堅気の生活を送っています。
入会は去年の「かば」で、知り合いが出演しているというので入会したそうです。
彼の俳優活動での裏話の面白いこと。
まあそれだけではありませんが、2:00〜4:30まで話は尽きませんでした。
三國連太郎の「親鸞白い道」佐藤純也「敦煌」、角川映画「天と地」黒澤明「夢」など。
本当に好きなことに取り組んでいる人ばかりが集う撮影現場の楽しさというのが言葉の端々から窺えました。
今日は本当に来てよかった。
7月の飲み会にも来てくれるそうで楽しみです。


[771] せかいのおきく 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/06/24(Sat) 08:21  

寝不足で上映中、寝てしまわないかと心配したけど、思い切って出掛けました。
待合室でいたら、会員のSさんが。
いろいろ映画の話をしていたら、すぐに開室になり入場。
お客さんは他に老夫婦と中年女性。
モノクロのスタンダード画面。
山中貞雄の時代劇を彷彿とさせるような懐かしい時代劇という雰囲気。
江戸の貧乏長屋では定番の大家さんと貧乏職人、浪人……などのキャラクター。
お笑いでない人情ものの落語を聞くような。
主人公が汚穢屋という、町で糞尿を買って、田舎の田畑の肥料に売るという特殊な職業なのが、この映画の肝。
その一人に惚れる死に損なった浪人の娘。
黒木華が可愛く演じている。
佐藤浩市(決闘で死ぬ浪人役で出ている)の息子の寛次郎がいい味を出している。
2、3ヶ所突如ふっと出てくる薄いカラー映像が美しい。
こういう映画だけに冒頭から最後まで糞尿の映像が出てきて、最初はウッとなるが、そのうち慣れてくる。
終わってからSさんと「あれホンモノかなあ」「違うでしょう」と言う会話をして別れる。
阪本順治、巨匠の境地です。



[770] 映画館料金 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/06/23(Fri) 06:54  

私は69歳なので映画館はシニア料金で見ています。
イオンとufotableCINEMAは1100円、北島シネマサンシャインは1200円です。
60歳になった当時は1000円でした。
よ〜し、これからは1000円で見られるぞと喜び勇んだのに、数ヶ月で消費税が10%になって1100円に値上がりしたのを覚えています。
そのうち北島シネマサンシャインだけ1200円になりました。
今日の新聞に、一般料金は2000円に値上がりしたところが多いようです。
だいたい1900円〜2000円みたい。
そこで県内の一般料金を調べたら
イオン・ufotableCINEMAは1800円
北島シネマサンシャインは1900円
でした。
北島は都会なみということでしょうか。
そのうち値上がりがあるかもしれませんね。
私はシニアになっているので感じませんが
果たして2000円払って映画を見る気になるでしょうかねえ。
徳島市内に映画館がたくさんあった頃、北島シネマサンシャインができて危機感を抱いた館主たちが
駐車券提示で一般を1000円にしたことがありました。
私は汽車で来ていたのに無人駐車場から他人の駐車サービス券を取って1000円で見ていました。
犯罪に近い行為ですが、もう時効なので。
映画の会は1000円で見られるので嬉しい限りです。


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