徳島でみれない映画を見る会 掲示板
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[829] クロース 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/09/02(Sat) 08:48  

「遺灰は語る」が短かったので、それだけではもの足らず
10分休憩の後、同じ狭い部屋で「クロース」を観る。
白髪の男性も同じ席でハシゴ。
その外に女性が2人。
監督の前作「ガール」もよかったが、今作もカンヌで評判の作品。
見始めて、すぐに作品の流れに乗っていくような感覚。
フランスだろうかベルギーだろうか、農村でベニバナのような色鮮やかな花を育てる農家の少年。
田舎の草むらを幼馴染みの同級生と追いかけっこをしたり
中学校への通学で自転車で走ったり、美しい田園を疾走する感じ。
そういう自然の中での表情や仕草を映したシーンを短く繋いでいく中で、観客の関心を映画の中に引き込んでいく強いものを感じさせる映画である。
(ネタバレになるが)実は一方の少年が途中で自殺する。
それが自分のせいではないかと思う少年。
しかし口に出しては言えないし、分からない。
残された母親も知りたいとは思いつつ、言ってしまって少年を傷つけたくない、しかし……。
というような微妙な人間の優しさと辛さのようなものを、この映画は描ききっている。
“自殺”という言葉も、この映画には出てこないが
こういうときの周囲の人びとを覆ってしまうような哀しみや、やりきれなさの雰囲気が。
何なんだろう、この映画は。
今日見た2本目のこの作品に、もういかれてしまった。


[828] 遺灰は語る 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/09/02(Sat) 08:29  

「作者を探す六人の登場人物」などで有名なイタリアの実在のノーベル賞劇作家ピランデロ。
彼は遺灰を故郷のシチリアに埋葬することを遺書に書いたが、当時のムッソリーニがローマに留める。
戦争が終わってアメリカ占領下に、遺灰を入れた壺をシチリアに運ぶ顛末を描くロード・ムービー。
米軍の飛行機に乗ると遺灰と乗るのは不気味だと他の乗客ばかりかパイロットまで降りてしまう。
仕方なしに汽車で。
その車両にはピアノまであり、ジャズに合わせて踊っている人までいる。
遺灰を入れた木箱がなくなり、あわてて探したら
無断拝借した男たちが、その上で賭けトランプをしている。
シチリアでは遺灰を入れた壺がギリシア製だったことで坊さんが葬儀を躊躇する。
という感じで、真面目な顔をしてイタリアらしいユーモアに溢れている。
このストーリーだけでは短いと思ったのか
後にピランデッロの遺作の短編「釘」のドラマを付け加えている。
遺灰を運ぶところはモノクロで、後のドラマはカラー。
ドラマは何とも不条理なストーリーである。
狭い部屋で白髪の男性と2人で鑑賞した。
1時間半の短い作品。


[827] ufotableCINEMAにて 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/09/02(Sat) 08:07  

ufotableCINEMAに出掛けました。
10:00過ぎに着いたが、まだcloseの看板。
でも開館時間を過ぎているから引き戸に手をかけたら鍵が閉まっている。
ボクの他に3人ほどお客さんが待っている。
10:05がきても一向に開く気配がないので、中をのぞき込むと
奥の受け付けに女の人が出てきたが
こちらに気もつかずに引っ込む。
時間はどんどん過ぎる。
映画は10:15から始まるので、次に出てきたときに、少し強めに引き戸のガラスをたたいたら
やっと気がついて、時計を見てあわてて走ってきた。
鍵を開けて「大変申し訳ありません」という謝り方もマニュアル通りの感じ。
むしろ「ワッハッハ〜、忘れてたわ〜」とでも言ってくれたら
アッ、人間らしいと思えたのに……
本当にここの店員は!!!!!
下のグッズ店はちゃんと開いていて、そこに映画館が開いてないことを言いに言ったんだけど
そこの人も、上とは関係のないようなこと言われた。
関係ないことなかろうが!!!
映画はいいんだけど、店員はまるでロボットみたいだ。


[826] 福田村事件情報 投稿者:一運営委員 投稿日:2023/09/02(Sat) 07:42  

Fさんからの情報です。
配給会社によると、福田村事件、徳島の映画館で上映の予定はないそうです。
ぜひ、やってくださいとのこと。
12月例会でやるかもしれません。
月曜の運営委員会で決定します。


[825] 福田村事件・新聞記事 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/09/01(Fri) 07:02  

本日2023年9月1日は関東大震災からぴったり100年目に当たります。
それで、今年はいろいろとテレビ・新聞・ラジオ等で特集もあるようです。
今朝の徳新にも「福田村事件」の記事が。
今回は森達也監督の寄稿で、けっこう大きい扱いです。
読者もかなり注目して読むものと思われます。
Fさんが、とある会合に出たところ、この映画をみたいという声をたくさん聞いたそうです。
香川のソレイユでは上映されるのですが、それを見に行くという人も。
こういう流れの中で、徳島の映画館ではどうなのでしょうかねえ。
もし動きがなければ、そこは映画の会の出番でしょう。
しばらく上映情報の動きに注目です。
もし例会での上映が可能なら来年の2月頃だそうです。


[824] アウシュビッツの生還者 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/08/31(Thu) 09:34  

今朝の新聞に映画「アウシェビッツの生還者」の紹介が出ていました。
この映画は、前にHさんがテレビでの紹介をみて、例会にどうかと推薦してくれたものです。
なかなか見応えのある内容のある映画のようです。
徳島で映画館での上映がなければ取り上げて欲しいですね。

映画.comでの平均評価は3.8。
その記事から引用します。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「レインマン」の名匠バリー・レビンソンが、アウシュビッツからの生還者ハリー・ハフトの半生を息子アラン・スコット・ハフトがつづった実話をもとに映画化。
1949年、ナチスドイツの強制収容所アウシュビッツから生還したハリーは、アメリカでボクサーとして活躍しながら、生き別れた恋人レアを捜していた。
レアに自分の生存を知らせるため取材を受けたハリーは、自分が生き残ることができたのはナチス主催の賭けボクシングで同胞のユダヤ人たちに勝ち続けたからだと告白し、
世間の注目を集める。
しかしレアが見つかることはなく、彼女の死を確信したハリーは引退。
それから14年の歳月が流れ、別の女性と新たな人生を送るハリーのもとに、レアが生きているという報せが届く。
「インフェルノ」のベン・フォスターが主演を務め、「ファントム・スレッド」のビッキー・クリープスが共演。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜以上、映画.comより引用


[823] 春に散る 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/08/30(Wed) 08:23  

現在上映中でみたい映画がufoで2本、それと北島のこの映画とで計3本ありました。
どれをみるか、ちょっと思案。
お金とか体調とか考えて、映画館でみることは諦めて、しばらくしてからテレビでみることも選択肢の一つです。
この映画はどうしようかな。
そこで参考にしたのが映画.com。
評価の平均が4.0だったので映画館へ出掛けました。
結果からいうと、よかったです。
みておいてよかった。
見逃さなくてよかった。
映画館でみられてよかった。
ボクはあんまりよくは知らないんですが横浜流星とか橋本環奈って、こんな役もできるんだと感心しました。
流星は、金髪の、すぐにカッとなって暴力をふるってしまうチンピラ。
環奈は、貧困の中で病気の父親を介護して一人で看取る地味な女の子。
幅広い演技力を感じました。
佐藤浩市が昔練習していたジムの会長の娘(現会長)、これだれだろう、どこかで見たことがあるはず……
と思った女優は山口智子でした。
おそらく若き日この二人は好き同士だったと臭わせるだけなのが憎い。
ボクシング映画の定番でトレーナーは病気で、最後のクライマックスはタイトルマッチで盛り上がる。
何か主要な俳優も、観客のエキストラも、みている映画の観客も一つになるという一体感を味わいました。
ボクシング映画が尽きずに何回も作られるのは、このせいだろうなと思いました。
監督の瀬々敬久さんのオリジナルかと思ったら、原作は沢木耕太郎でした。
思わず帰りに本屋に寄りましたが、書棚には並んでいません。
県立図書館に検索をかけたら文庫本の上下巻があって、上巻は貸し出し中でした。
この映画をみた人が借りたのかな。


[822] 徳新・鳴潮 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/08/29(Tue) 08:14  

新聞にちょっと書かれると、けっこう宣伝になります。
日曜の徳新の一面下の鳴潮に「福田村事件」のことが出ていました。
一貫してドキュメンタリーを撮ってきた森達也が初めてフィクションに挑む本作。
関東大震災時、関東を訪れた香川県のグループが、パニックになった村人に虐殺されたという実話を映画化。
9月1日全国公開だが、今年は関東大震災100年に当たる年。
話題になるかも。
現在のところ徳島での上映の予定はないが、もしそのままならば映画の会でやってみても……


[821] 甘えることは許されない 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/08/28(Mon) 10:43  

5年計画で柳澤壽男監督の福祉ドキュメンタリー5部作を上映する企画に行って来ました。
2020年2021年と参加しましたが、昨年は例会と重なり行けませんでした。
ホールに入ると会員さんが3人。
いろいろ話ながら(好調のタイガースのことなど)開会を待ちました。
見始めは何となく映画の意図が掴めずに見ていました。
きれいなBGM、久米明のナレーション。
映像だけで見せていた8月例会のドキュメンタリーと感じが違います。
仙台市西多賀ワーキングキャンパスに住んで仕事をする障害者たち。
1975年の映画ですが、その時代としては、こうした障害者の自立を促す取り組みは進歩的なのではないかと思ったのですが。
あまりにも単純すぎる仕事だったり、そこで職業訓練を受けても実際には就職できなかったり、いろいろと細かい決まりがあったり
不満を持つ入所者もいる。
新しい福祉工場ができるというので、障害者自身がお金を出し合って代表者が車椅子で先進地を見学に行く。
現場を映画に撮ってレポートをまとめ報告会をする。
実に積極的なのです。
新しい工場については、自分たちで模型を作ったりして当事者の立場で提言をする。
ところが、それらは一切無視されて、使いにくい施設が出来上がる。
しかも入所できる人と、できない人がいる。
仕事は前よりも少なくなる。
最後は筋ジストロフィーの男性が他の入所者より2時間も早起きして、一人でズボンをはいて上衣を着るシーンを延々とカメラが捉える。
(裏話で、カメラマンがあまりに見かねて手助けしようとしたくらい大変なのだ)
それがラスト。
タイトルの「甘えることは許されない」という施設の偉い人の声が被さってくるようだ。
「私たちの言うとおりにしとれ」というような。
障害者が自立するということはどういうことなのかを問うているのが柳澤壽男監督の福祉シリーズの一貫したテーマなのだろう。
来年の最後の作品は2時間半の大作らしい。
今から楽しみである。


[820] おしゃべり会 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/08/28(Mon) 09:40  

8月27日(日)アミコ3階・喫茶マザーズで8月のおしゃべり会がありました。
3名男性が参加。
おかわり自由のホットコーヒーをすすりながら映画談義。
8月例会の「「生きる」大川小学校津波裁判を闘った人たち」の感想など
その他諸々の雑談でまったりと。
その中の話でSさんが委員会に参加してくれることになりました。
スタッフが増えて嬉しいです。


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