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[1022] 「ほかげ」を創った塚本晋也の思いはー 投稿者:新三郎 投稿日:2024/04/25(Thu) 21:25  

大林宣彦は塚本晋也の「野火」を見たのち、塚本にこう言葉をかけていました。

塚本晋也
「大林さんが最初に言ったのは
『本当は今戦争映画を軽く作っちゃいけないと思っていたけど、「野火」を見たら、こういうものなら作るべきだ』と。
『必要にかられて、やむにやまれぬ気持ちで作る戦争映画じゃないなら作らないほうがいい』。
お客さんが喜ぶためとか、涙を誘うためとか、たとえそれが泪であっても、『カタルシスを喚起する目的で戦争映画を作ってはいけない』。
戦争映画を作るときは、<もう、これ作らなきゃ大変>って気持ちで作らないといけない」

2020年7月5日NHKBS1スペシャル「映画で未来を変えようよ 〜大林宣彦から4人の監督へのメッセージ」より

録画していたこの番組を再見して、「ほかげ」を創った塚本監督の思いをもう一度考えさせられました。




[1021] 4月例会報告 投稿者:事務局 投稿日:2024/04/23(Tue) 07:31  


雨がちで、はっきりしない天気の中での例会。
映画の内容も、戦後の暗い世相の中での娼婦、孤児、帰還兵のストーリーで
感想を書く手も重いような雰囲気?

10:30からの回……会員113人 招待2人 入会3人 合計118人
13:10からの回……会員100人 招待0人 入会2人 合計102人
15:50からの回……会員 39人 招待2人 入会0人 合計 41人
18:30からの回……会員 30人 招待0人 入会1人 合計 31人

合計292人の参加でした。
来月は、心がほっこりするよなヒューマンイタリア映画です。


[1020] ネット情報 投稿者:事務局 投稿日:2024/04/18(Thu) 17:40  

会員の方が紹介してくれたXの投稿です。

「私たちの敵は強欲と植民地主義です。
私たちの敵は沈黙です」

「我々は停戦を望んでいる。
しかし、私たちの目標はパレスチナの解放です。

女優スーザン・サランドンはニューヨークの集会で演説し、
ガザのアル・クッズ・デーにデモを行った全米の何千人もの人々に加わった。



[1017] 10月にも特別例会 投稿者:事務局 投稿日:2024/04/18(Thu) 07:46  

6月に1通常例会に加えて特別例会を開催することは連絡済みですが
今年はもう一回、10月にも月2回の上映が決まりました。

10月12日(土)特別例会
10月20日(日)通常例会

特別例会の方は、思い切って社会派のドキュメンタリー映画なんかどうかと話し合っています。
お楽しみに。


[1016] ハリウッド映画界のいま 投稿者:新三郎 投稿日:2024/04/17(Wed) 12:25  

スーザン・サランドンは所属事務所契約解除
メリッサ・バレラは映画「スクリーム」シリーズ最新作解雇
ハマ・ダキルは所属会社映画部門の共同責任者の職を解かれた。

ハリウッドで“パレスチナ支持”表明した映画人が契約解除に…親イスラエルの映画人との分断深まる
 
(MOVIE Collection 23.11.26)






[1015] ドキュメンタリー「ガザ 素顔の日常」 投稿者:新三郎 投稿日:2024/04/16(Tue) 16:40  

パレスチナを描いた映画「ガザ 素顔の日常」は大阪の第七芸術劇場で上映していました。
わたしは残念ながらみることができませんでした。
上映されるならこの映画も選択肢のひとつにどうでしょう。

「平和が欲しい。ただ普通に暮らしたい。」

ガザ地区と聞いたら「世界で最も危険な場所」「紛争地」など戦争のイメージを思い浮かべるのではないだろうか?
そんなあなたはこの映画で全く違うガザの一面を発見することだろう。
穏やかで美しい地中海に面しているガザの気候は温暖で、花やイチゴの名産地。
若者たちはサーフィンに興じ、ビーチには老若男女が訪れる。
海辺のカフェの飛び切りハイテンションな店主に朝会えば、間違いなく誰もが幸せな一日を過ごせるはずだ。
他にも妻が3人、子どもが40人いる漁師のおじいちゃんなどが登場する。
こんな個性豊かなガザの人々にきっと魅了されるに違いない。
しかし現実は過酷だ。
陸も海も空も自由が奪われたガザは「天井のない監獄」と呼ばれ、住民の約7割が難民で貧困にあえいでいる。
それでも日常を力強く生きようとする人々がいる。
19歳で現実逃避するためにチェロを奏でるカルマは海外留学して国際法や政治学を学びたいと考えている。
14歳のアフマドの夢は大きな漁船の船長になり兄弟たちと一緒に漁に出ることだ。
「欲しいのは平和と普通の生活」。
ガザの人々は普通の暮らしを今日も夢見ている。










[1014] パレスチナを描いた映画をみたい 投稿者:新三郎 投稿日:2024/04/16(Tue) 16:33  

わたしはパレスチナを描いた映画を一本も見ていません。
ユダヤの受難は忘れてはいけませんが、とくにいまパレスチナの実状も知る必要があると強く感じています。
みる会で検討願えたらありがたいです。
たとえば「ガザの美容室」2015年制作 85分

「オシャレする。
メイクをする。
たわいないおしゃべりを、たわいない毎日を送る。
それが、私たちの抵抗。
パレスチナ自治区、ガザ。
クリスティンが経営する美容院は、女性客でにぎわっている。
離婚調停中の主婦、ヒジャブを被った信心深い女性、結婚を控えた若い娘、出産間近の妊婦。
皆それぞれ四方山話に興じ、午後の時間を過ごしていた。
しかし通りの向こうで銃が発砲され、美容室は戦火の中に取り残される――。
極限状態の中、女性たちは平静を装うも、マニキュアを塗る手が震え、小さな美容室の中で諍いが始まる。
すると1人の女性が言う。
「私たちが争ったら、外の男たちと同じじゃない」
――いつでも戦争をするのは男たちで、オシャレをする、メイクをする。
たわいないおしゃべりを、たわいない毎日を送る。それこそが、彼女たちの抵抗なのだ。」



[1013] 水深ゼロメートルから 投稿者:映画ファン 投稿日:2024/04/16(Tue) 08:12  

イオンシネマに「水深ゼロメートルから」の大きなポスターが出ていた。
前に徳新に大きな記事が出ていたが
2019年四国の高校演劇の大会で徳島市立高校演劇部が最優秀賞を受賞した作品。
脚本は徳島市立高校学生だった中田夢花。
現在は大学に進学して将来的にはプロの脚本家を目指しているという。
実は、この作品、全国大会へ進むはずだったのが、コロナ禍でインターネット配信に変更。
悔しい思いをした部員は自主映画に作り直して配信したところ
映画配給関係者等に注目される。
2021年には東京の劇団が下北沢で上演してヒットする。
それを機会に今回の映画化が進み、制作・上映の運びとなった。
監督は山下敦弘。
彼は、昨年は「1秒先の彼」、今年当初は「カラオケ行こ」、またこの後5/31から「告白コンフェッション」と監督作の封切りが続いている。
「水深ゼロメートルから」は5/⑶(金)封切り。


[1012] 映画の本『鬼の筆』 投稿者:映画ファン 投稿日:2024/04/16(Tue) 07:50  

春日太一『鬼の筆』文藝春秋を読了。
副題は<戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折>
「羅生門」でデビュー秘話から、「生きる」「七人の侍」等黒澤明との脚本作り
「砂の器」「八甲田山」などの、プラダクション経営者としてもの成功
「幻の湖」での失敗、ベルドリッチを監督にと考えていた時代劇の企画……などなど
驚くばかりの話が満載。
スケールの大きい面白い人だったのだなと再確認。
あとがきで、長年月をかけたこの本、一度は最後に大きなどんでん返しを書いたという春日さんだが
書籍化する際の都合で、それは割愛したらしい。
そのどんでん返しは、またの機会に雑誌かで紹介したいと書いてある。
これは雑誌の方も読まないわけにはいかない。
春日氏、なかなかの宣伝上手だ。
なお、この本は文化の森の図書館で借りて読みました。


[1011] 「国葬の日」見ました 投稿者:映画ファン 投稿日:2024/04/15(Mon) 06:53  

「国葬の日」上映会に行って来ました。
面白い映画でした。
監督・大島新が特に安部さんの国葬に賛成とか反対とか意図するわけでもなく
現代の日本人の考え方を露わにしているような印象。
沖縄、福島、広島、長崎など社会問題の横たわる地域
下関、奈良など安部さんに関わる地域
東京、北海道……などなど、いろいろな日本の各地の人たちに聞くインタビュー。
奈良の花屋さんで、献花のために花が一本もなくなったとか
東京の会場に並ぶ長い長い行列
日本ではやっぱり、何となくそういう雰囲気に流されて、追悼したくなってしまう人がたくさんいるんですね。
ある若者が、そういう議論をして友だちと喧嘩するよりは、話題を避けて仲良くするのがいいとか言っているシーンがありましたが
何も考えずに流されて生きるような人が、やっぱり一番多いんだなあとあらためて思う。
この事件を映画に撮って、国葬の当日にぶつけて上映会をした足立正生のような人が
大多数の人間から顰蹙をかうような日本社会。
いま裏金問題で大さわぎになっていながら、いざ選挙になったら、やっぱり自民党が過半数を取るようなら
(そうなるかもしれないし、ひょっとしたらならないかもしれないが)
またうやむやになってしまいますよねえ。
いろいろと考える機会を与えてくれるような映画でした。
足立正生の映画を見てみたくなりました。
この会でやってくれないかなあ。
それから、このHPの「市子」の写真、いいですねえ。


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