徳島でみれない映画を見る会 掲示板
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[1024] ルワンダ虐殺事件 投稿者:映画ファン 投稿日:2024/05/01(Wed) 08:01  

ずうっと前に例会で上映された「ホテル・ルワンダ」という映画を覚えていますか。
アフリカ中南部内陸に位置する小国ルワンダ。
その国で1994年多数派の部族が少数派の部族80万人を一方的に殺したという大虐殺事件が起こりました。
映画は、被害者をあるホテル経営者が自分のホテルに匿って助けたという実話が元になっています。
ドン・チードルが主演。
もともとこの映画、アフリカが舞台で政治的な内容、さらに配給料が高く儲けにならないとみた日本の配給業者は手を出さなかった。
ところが、この映画の存在を知った一映画ファンがネットコミュニティを立ち上げて、その後徐々に声が広がって上映となり、多くの観客を集め話題になりました。
徳島では映画の会のみが上映して、入会して観た人も多かったと思います。
この話題を持ち出したのも、4月からNHKで始まった「時をかけるテレビ」という新番組で、1998年に放送された事件後ルワンダで取材したドキュメンタリーを取り上げたのを見たからです。
また、それとは別に、少し前にこの事件からもう一世代後の若者たちにインタビューした外国のドキュメンタリーも見たことがあります。
それに比べたら、今回見た古い番組は、事件からほんの5年後ということで、その生々しさが画面から伝わってきて、恐ろしさすら感じました。
調べてみると、そもそもその2つの部族間に特に違いがあるというわけでもなく、何となく分かれていたという。
(多数派がソチ、少数派がツチと呼ばれる)
番組にも出てきたが、部族間での結婚も多いらしい。
この番組に出ていた家族もその一つで、人のいい優しそうな若者が、虐殺集団の圧力で自分の甥を殺している。
大量の加害者が押し込められた雨ざらしのような刑務所から釈放されて帰って来るが、その村、実家の中でも気まづい空気が流れる。
何故こういう事件が起こったのかという原因もはっきりはしない。
元々は多数派が有力者だったが、ベルギーの植民地になってベルギー人が少数派を優遇したらしい。
後に独立して、その立場が逆点。
そういう繰り返しの内に徐々に憎悪がたまってきたのか。
番組では、影響力の強いラジオタレントの憎悪をかきたてるような放送が引き金になったという点に注目していた。
しかし、その人気DJにしても意図があったわけではないような。
何か映画「福田村事件」の関東大震災時の日本人の状況を思い出した。


[1023] 4月のおしゃべり会 投稿者:事務局 投稿日:2024/04/28(Sun) 19:37  

4/28、今日はおしゃべり会でした。
アミコ3階の喫茶マザーズに5人(男3・女2)が集まり午後2:00〜4:30まで
賑やかに話し合いました。
「ほかげ」のこと、8月例会はこんな映画をやってほしいとか、そのほか個人的な話……などなど
話題は尽きませんでした。
来月は5/26(日)の予定です。
是非ともたくさんご参加下さい。


[1022] 「ほかげ」を創った塚本晋也の思いはー 投稿者:新三郎 投稿日:2024/04/25(Thu) 21:25  

大林宣彦は塚本晋也の「野火」を見たのち、塚本にこう言葉をかけていました。

塚本晋也
「大林さんが最初に言ったのは
『本当は今戦争映画を軽く作っちゃいけないと思っていたけど、「野火」を見たら、こういうものなら作るべきだ』と。
『必要にかられて、やむにやまれぬ気持ちで作る戦争映画じゃないなら作らないほうがいい』。
お客さんが喜ぶためとか、涙を誘うためとか、たとえそれが泪であっても、『カタルシスを喚起する目的で戦争映画を作ってはいけない』。
戦争映画を作るときは、<もう、これ作らなきゃ大変>って気持ちで作らないといけない」

2020年7月5日NHKBS1スペシャル「映画で未来を変えようよ 〜大林宣彦から4人の監督へのメッセージ」より

録画していたこの番組を再見して、「ほかげ」を創った塚本監督の思いをもう一度考えさせられました。




[1021] 4月例会報告 投稿者:事務局 投稿日:2024/04/23(Tue) 07:31  


雨がちで、はっきりしない天気の中での例会。
映画の内容も、戦後の暗い世相の中での娼婦、孤児、帰還兵のストーリーで
感想を書く手も重いような雰囲気?

10:30からの回……会員113人 招待2人 入会3人 合計118人
13:10からの回……会員100人 招待0人 入会2人 合計102人
15:50からの回……会員 39人 招待2人 入会0人 合計 41人
18:30からの回……会員 30人 招待0人 入会1人 合計 31人

合計292人の参加でした。
来月は、心がほっこりするよなヒューマンイタリア映画です。


[1020] ネット情報 投稿者:事務局 投稿日:2024/04/18(Thu) 17:40  

会員の方が紹介してくれたXの投稿です。

「私たちの敵は強欲と植民地主義です。
私たちの敵は沈黙です」

「我々は停戦を望んでいる。
しかし、私たちの目標はパレスチナの解放です。

女優スーザン・サランドンはニューヨークの集会で演説し、
ガザのアル・クッズ・デーにデモを行った全米の何千人もの人々に加わった。



[1017] 10月にも特別例会 投稿者:事務局 投稿日:2024/04/18(Thu) 07:46  

6月に1通常例会に加えて特別例会を開催することは連絡済みですが
今年はもう一回、10月にも月2回の上映が決まりました。

10月12日(土)特別例会
10月20日(日)通常例会

特別例会の方は、思い切って社会派のドキュメンタリー映画なんかどうかと話し合っています。
お楽しみに。


[1016] ハリウッド映画界のいま 投稿者:新三郎 投稿日:2024/04/17(Wed) 12:25  

スーザン・サランドンは所属事務所契約解除
メリッサ・バレラは映画「スクリーム」シリーズ最新作解雇
ハマ・ダキルは所属会社映画部門の共同責任者の職を解かれた。

ハリウッドで“パレスチナ支持”表明した映画人が契約解除に…親イスラエルの映画人との分断深まる
 
(MOVIE Collection 23.11.26)






[1015] ドキュメンタリー「ガザ 素顔の日常」 投稿者:新三郎 投稿日:2024/04/16(Tue) 16:40  

パレスチナを描いた映画「ガザ 素顔の日常」は大阪の第七芸術劇場で上映していました。
わたしは残念ながらみることができませんでした。
上映されるならこの映画も選択肢のひとつにどうでしょう。

「平和が欲しい。ただ普通に暮らしたい。」

ガザ地区と聞いたら「世界で最も危険な場所」「紛争地」など戦争のイメージを思い浮かべるのではないだろうか?
そんなあなたはこの映画で全く違うガザの一面を発見することだろう。
穏やかで美しい地中海に面しているガザの気候は温暖で、花やイチゴの名産地。
若者たちはサーフィンに興じ、ビーチには老若男女が訪れる。
海辺のカフェの飛び切りハイテンションな店主に朝会えば、間違いなく誰もが幸せな一日を過ごせるはずだ。
他にも妻が3人、子どもが40人いる漁師のおじいちゃんなどが登場する。
こんな個性豊かなガザの人々にきっと魅了されるに違いない。
しかし現実は過酷だ。
陸も海も空も自由が奪われたガザは「天井のない監獄」と呼ばれ、住民の約7割が難民で貧困にあえいでいる。
それでも日常を力強く生きようとする人々がいる。
19歳で現実逃避するためにチェロを奏でるカルマは海外留学して国際法や政治学を学びたいと考えている。
14歳のアフマドの夢は大きな漁船の船長になり兄弟たちと一緒に漁に出ることだ。
「欲しいのは平和と普通の生活」。
ガザの人々は普通の暮らしを今日も夢見ている。










[1014] パレスチナを描いた映画をみたい 投稿者:新三郎 投稿日:2024/04/16(Tue) 16:33  

わたしはパレスチナを描いた映画を一本も見ていません。
ユダヤの受難は忘れてはいけませんが、とくにいまパレスチナの実状も知る必要があると強く感じています。
みる会で検討願えたらありがたいです。
たとえば「ガザの美容室」2015年制作 85分

「オシャレする。
メイクをする。
たわいないおしゃべりを、たわいない毎日を送る。
それが、私たちの抵抗。
パレスチナ自治区、ガザ。
クリスティンが経営する美容院は、女性客でにぎわっている。
離婚調停中の主婦、ヒジャブを被った信心深い女性、結婚を控えた若い娘、出産間近の妊婦。
皆それぞれ四方山話に興じ、午後の時間を過ごしていた。
しかし通りの向こうで銃が発砲され、美容室は戦火の中に取り残される――。
極限状態の中、女性たちは平静を装うも、マニキュアを塗る手が震え、小さな美容室の中で諍いが始まる。
すると1人の女性が言う。
「私たちが争ったら、外の男たちと同じじゃない」
――いつでも戦争をするのは男たちで、オシャレをする、メイクをする。
たわいないおしゃべりを、たわいない毎日を送る。それこそが、彼女たちの抵抗なのだ。」



[1013] 水深ゼロメートルから 投稿者:映画ファン 投稿日:2024/04/16(Tue) 08:12  

イオンシネマに「水深ゼロメートルから」の大きなポスターが出ていた。
前に徳新に大きな記事が出ていたが
2019年四国の高校演劇の大会で徳島市立高校演劇部が最優秀賞を受賞した作品。
脚本は徳島市立高校学生だった中田夢花。
現在は大学に進学して将来的にはプロの脚本家を目指しているという。
実は、この作品、全国大会へ進むはずだったのが、コロナ禍でインターネット配信に変更。
悔しい思いをした部員は自主映画に作り直して配信したところ
映画配給関係者等に注目される。
2021年には東京の劇団が下北沢で上演してヒットする。
それを機会に今回の映画化が進み、制作・上映の運びとなった。
監督は山下敦弘。
彼は、昨年は「1秒先の彼」、今年当初は「カラオケ行こ」、またこの後5/31から「告白コンフェッション」と監督作の封切りが続いている。
「水深ゼロメートルから」は5/⑶(金)封切り。


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