徳島でみれない映画を見る会 掲示板
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[1295] ソン・ガンホ主演 韓国映画「弁護人」 投稿者:重三郎 投稿日:2025/11/03(Mon) 18:12  

韓国の実力派俳優ソン・ガンホが主演し、韓国で観客動員1100万
人を突破する大ヒットを記録した社会派ヒューマンドラマ。

青年弁護士時代のノ・ムヒョン元大統領が弁護を担当した重大冤
罪事件「プリム事件」をモチーフに、ある事件をきっかけに人権
派弁護士へと転身を遂げる男の奮闘を描く。

前半60分はコメディタッチ、後半は一変、サスペンスに満ちた法廷劇に。

最終場面のソン・ウソクが罪に問われる裁判では、釜山の全弁護
士142人のうち、99人が弁護に立ったという事実が紹介され
ていた。

重いテーマをエンタメにしてしまう韓国映画のパワーがここでも
さく裂。この映画も観客動員数が1100万人を超えたという。

映画のなかで例えば警察署内に必ず掲示されている全斗煥大統領
の顔写真。独裁政権、戒厳令、国家保安法の時代を忘れるまいと
する韓国映画界。

マジメなばかりで、観る人がごく限られてしまう日本のいわゆる
社会派映画界は韓国映画から学ぶべきでは?


[1294] 道草キッチン 投稿者:映画ファン 投稿日:2025/11/02(Sun) 13:54  

7日から「道草キッチン」という映画が
イオンシネマと北島シネマサンシャインで封切られます。
中江有里が久しぶりの主演で映画出演。
でも、この映画、吉野川市と板野町両市の○十周年かの記念で製作された映画です。
両市でロケされて、地元のエキストラも多数参加。
だから、映画館では、全国11館のみ(ということは県外では9館)での封切りです。
こういうローカル映画の宿命でしょうか。
いい映画だったら惜しい話ですね。
中江有里のファンなので見には行きますが
そこそこウェルメイドな映画なのではと期待しています。


[1293] 緊急取調室THEFINAL 投稿者:映画ファン 投稿日:2025/10/31(Fri) 08:29  

この映画は元々はテレビドラマで
2014〜2022年にかけて
シーズン1〜4+追加の1編まで放送された人気番組。
その人気にあやかって映画化され2022年に公開予定だったが
総理大臣が襲撃されるという内容だったため
安倍首相銃撃事件の発生で公開延期。
そして2023年6/16公開のはずだった。
その頃映画館で予告編がよく掛かっていたのを憶えている。
ところが、この映画で首相役の4代目市川猿之助が父親の自殺幇助罪で逮捕されたことで
公開の中止が決定
代役で撮り直しするとニュースが流れた。
もし、そのまま公開されていたら、こんな事件の当事者が出ている映画なんて見たくないと
興行は失敗するだろうか。
しかし、せっかく時間をかけて撮り上げたものを、また撮り直すとは
作った人、演じた人の気持ちはどんなものだろう複雑な気持ちだったが
やがて、この映画があったことも記憶の果てに去ってしまっていた。
先日、映画館で湖の映画の新たなチラシが入っているのを見つけた。
あ〜、あれから2〜3年の間に地道にスケジュールを作って、元作をチェックしながら
このシーンは、あのシーンはと考えながら再撮影、再構成したいったのだろうな。
ついに完成。
件の首相役は、猿之助から石丸幹二に。
スタッフ、キャストのみなさんのご苦労に敬意を表したい。
ぼくは見に行かないけどね。
公開は12月26日。
映画.comの評価は5.0の最高ランクで、ちょっと気になる。



[1292] 11月のシネマップ 投稿者:映画ファン 投稿日:2025/10/30(Thu) 08:22  

11/7(金)〜
「道草キッチン」(日本 1時間36分)イオンシネマ・北島シネマサンシャイン
作家・俳優・歌手など多彩に活躍する中江有里が26年ぶりに映画主演を務めた人間ドラマ。
徳島に移住した50歳の独身女性が、さまざまな事情を抱える地元の人々や、
日本で懸命に生きるベトナム人たち、自然豊かな食材で作られるベトナム料理との出会いを通して、
自身の生き方を見つめ直していく姿を描く。
都会で小さな喫茶店を営む50歳の桂木立。
独身で家族や親戚もいない彼女は、余生をひとりで生きていこうと決めていた。
ところがある日、再開発の影響で店が立ち退きを余儀なくされ、閉店に追い込まれる。

「最後のピクニック」(韓国 1時間54分)ufoTABLECINEMA
大都会ソウルで息子家族と暮らすウンシムは、
「宝島」と呼ばれる海沿いの町・南海(ナメ)に60年ぶりに帰郷し、
親友グムスンのもとに身を寄せる。
かつてウンシムに思いを寄せていたテホも交えて昔を懐かしみ、3人は和気あいあいとした日々を過ごす。
忘れていた記憶をひとつずつ思い出し、懐かしさに心を躍らせるウンシムだったが、
彼女が長年この地を離れていたのにはある理由があった。
16歳の時に彼女の未来を決定的に変えてしまった出来事と、波乱に満ちた人生が明かされ、
互いの現在を知ったウンシムとグムスンは、美しい花が咲き誇る草原へ最後のピクニックに出かけ、
生まれ変わってもまた友だちになることを誓う。

11/14(金)〜
「港のひかり」(日本 1時間58分)イオンシネマ・北島シネマサンシャイン
「正体」で第48回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した藤井道人監督が、
主演に舘ひろしを迎えて送るヒューマンドラマ。
北陸の港町を舞台に、過去を捨てた元ヤクザの漁師と盲目の少年との⼗数年にわたる絆を描き、
数々の名作を手がけてきた撮影監督・木村大作が全編を35ミリフィルムで撮影した。
漁師として細々と生活する元ヤクザの三浦は、白い杖をついて歩く少年の幸太を見かける。
両親をヤクザ絡みの交通事故で亡くした幸太は、
彼を引き取った叔母やその交際相手からも虐待を受けていた。

「平場の月」(日本 1時間57分)イオンシネマ・北島シネマサンシャイン
大人の男女の心の機微を繊細に描き、第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみの同名恋愛小説を、
堺雅人主演、井川遥共演で映画化。
中学時代の初恋の相手同士が時を経て再会し、ひかれ合っていく姿を描く。
妻と別れ、地元に戻った青砥健将は、印刷会社に再就職し平穏な毎日を送っていた。
そんな青砥が中学生時代に思いを寄せていた須藤葉子は、夫と死別し、現在はパートで生計を立てている。
ともに独り身となり、さまざまな人生経験を積んできた2人は意気投合し、
中学生以来の空白の時間を静かに埋めていく。
再び自然にひかれ合うようになった2人は、やがて互いの未来についても話すようになるのだが……。

11/21(金)〜
「TOKYOタクシー」(日本 1時間43分)イオンシネマ・北島シネマサンシャイン
本作が91本目の監督作となる名匠・山田洋次が、倍賞千恵子と木村拓哉を主演に迎え、
2022年製作のフランス映画「パリタクシー」を原作に、人生の喜びを描いたヒューマンドラマ。
タクシー運転手の宇佐美浩二は、85歳の高野すみれを東京・柴又から神奈川の葉山にある高齢者施設まで送ることになった。
すみれの「東京の見納めに、いくつか寄ってみたいところがある」という頼みを受けた宇佐美は、
すみれの指示で各地へタクシーを走らせる。

「金髪」(日本 1時間43分)イオンシネマ
日本独特のおかしな校則、ブラックな職場環境、暴走するSNSやネット報道といった社会問題を背景に、
岩田剛典演じる大人になりきれない中学校教諭が、
生徒たちの金髪デモに振り回されながら成長していく姿をシニカルに描いたドラマ。
中学校教諭の市川が勤務する公立中学校で、担任クラスの生徒数十人が髪を金色に染めて登校してきた。
生徒たちは校則への抗議だと主張し、学校中は大騒ぎになる。

11/28(金)〜
「ナイトフラワー」(日本 2時間4分)イオンシネマ
「ミッドナイトスワン」の内田英治監督が北川景子を主演に迎えて撮りあげたヒューマンサスペンス。
内田監督が自ら原案・脚本も手がけ、
借金取りに追われる母親が子どもたちの夢をかなえるため
危険な世界へと足を踏み入れていく姿をスリリングに描き出す。
借金取りに追われ、2人の子どもを連れて東京へ逃げてきた永島夏希は、
昼も夜も必死に働いてもなお、明日の食べものにさえ困る生活を送っていた。
そんなある日、夜の街でドラッグの密売現場に遭遇した彼女は、自らも売人になることを決意する。


[1291] 忘年会案内 投稿者:事務局 投稿日:2025/10/22(Wed) 08:24  

忘年会の日程が決まりました。

12月20日(土) 18:00〜20:00
中華料理 桃李(徳間駅前 MEITEN-GAI2階)
料理8品+飲み放題
会費5000円
参加希望者は事務局・iiまで

ふるってご参加ください。



[1290] 11月例会報告 投稿者:事務局 投稿日:2025/10/22(Wed) 07:37  

これまでの暑さが嘘のように秋めいた日曜日
徳島駅前は昨日からのマチアソビで、アニメファンが行き交って賑やかでした。
アミコでも関連イベントが催されて
さくらホール前も、グッズ袋をかかえた人が通りかかり
会員さんが断捨離で持ち寄った映画パンフやブルーレイの山を珍しそうに手に取る人が。
せも、やっぱりマニアの人は違う。
たくさんあるパンフの山を一山ごとに一冊ずつチェックして
「これは」と思われるものをチョイスして、持って行ってくれました。
事務局としては、必要とする人の手に渡ってくれれば有り難いので、大助かり。
若い男性は袋2つ分をお土産にしてくれました。

10:30からの回……会員108人 招待5人 入会2人 合計113人(招待で鑑賞した2名の方が入会)
13:10からの回……会員 84人 招待1人 入会0人 合計 85人
15:50からの回……会員 47人 招待0人 入会0人 合計 47人
18:30からの回……会員 14人 招待0人 入会0人 合計 14人

合計259人の参加でした。
メキシコの貧困地区のきびしい現実の中での一人の教師と子供たちの前向きな試みに
希望を感じる内容で、好評でした。


[1289] 不滅の恋人 ベートーヴェン 投稿者:重三郎 投稿日:2025/10/18(Sat) 17:51  

生涯独身だったベートーヴェン。その遺書で触れた不滅の恋
人≠ニはだれか。それは現在でも諸説あるらしく確定していな
い。この映画は監督・脚本のバーナード・ローズの仮説にもと
づいている。だからこそ、映画を観る者は彼の秘書だった人物、
アントン・シンドラーと不滅の恋人≠捜す旅を共にするこ
とができる。その旅はサスペンスに満ちて物語の最後に至るま
で引っ張られていく。

偉大な芸術家の繊細さと激情は類例がない。異性に対する愛憎と
その表出。憎んだはずの権力(メッテルニヒ首相)をも使って強
奪した「甥」に対する、偉大な音楽家に育てたい、いやなるはず
だという過剰な思いも尋常ではない。それは、零落した音楽家で
ある父親から虐待に等しいスパルタ教育を強いられたベートーヴ
ェンの人間としての哀しい性(さが)か。

かつては王政からの解放者、革命の旗手と信奉したナポレオンに
対する失望の強さも、ナポレオン軍のウィーンに対する砲撃シー
ンや強姦場面とあわせてリアルに描かれている。譜面に記した
「ボナパルトによせる」の文字を消すベートーヴェン。

ナポレオンは全ヨーロッパをひざまずかせた
ハプスブルグ家の王女を妃にめとり シェーンブルン宮殿に宮廷
を構えた
彼もただの貴族にすぎなかったのだ
人々は裏切られた それが世の常なのか・・・・・・

両手を背中に回し前かがみに歩く姿勢そのものから、ベートーヴ
ェンはかくありなんと思わせるゲイリー・オールドマンと母親
(若き日の銀幕の恋人)の面影あるイザベラ・ロッセリーニの名
演、加齢をわずかずつ見せるメイキャップのみごとさ。ロンドン
交響楽団は全曲新録音だそうだ。極度の難聴のわたしには<音楽
>と聴こえないのがつらかった。心で想像するしかない。20代
で難聴となり、40歳ごろ全聾になったとされるベートーヴェン
の苦悶はいかばかりか。 


[1288] 岸辺のアルバム 投稿者:映画ファン 投稿日:2025/10/10(Fri) 09:28  

以前、山田太一没後1年記念で再放送されて
録画して、そのままになっていた「岸辺のアルバム」(全15回)を
見始めました。
山田さんは当時超売れっ子で、その後に放送された
小倉一郎主演の連続ドラマの再放送を先に見たのだけれど
つまらなくて、途中でやめました。
でも、この代表作「岸辺のアルバム」は、さすがに面白い。
「この先、どうなるんだろう」と、ワクワクしながら見ています。
専業主婦の八千草薫が、見知らぬいい声の男(竹脇無我)からの電話で雑談を続けるという
今現在だったら、ロマンス詐欺まがいの恐ろしい話だけれど
当時はこんなストーリーが成り立ったんだという感慨があります。
現在2回目が終わって、いよいよ2人が喫茶店で会うというところまで見ました。
さて、どうなるのでしょう。
このドラマ、最後は、山田太一が原作を書くきっかけになったという
多摩川洪水でマイホームを流された一家が
再生を誓うというラストシーンになるというのは分かっていますが
そこまで、どうドラマが展開していくのかというのが楽しみです。
テレビドラマもなかなか捨てたもんじゃあありませんね。


[1287] 映画「火垂るの墓」とジブリの教科書4『火垂るの墓』 投稿者:重三郎 投稿日:2025/10/09(Thu) 14:37  

 映画「火垂るの墓」をネット配信で全編初めてみた。

 一番印象的なのは、清太と節子の兄妹の魂魄が高いビルディン
グが並び立つ今日の街を見下ろしている場面だった。

 身体を寄せ合っている小さな背中。父親は戦死、母親は空襲で亡くし、飢餓のうちに死んだふたりが、今日生きている私たちに問いかけているように見えた。「あなたたちは、ちゃんと現実をみつめてくれていますか」と。

 全編みたあと、ジブリの教科書4『火垂るの墓』を読んだ。山
田洋次、高畑 勲、野坂昭如、齋藤 孝、城戸久枝、加藤周一らの
エッセイと対談を読んで、自分はいかに映画をぼんやり眺めてい
ただけかを痛感させられた。

 読みの浅さ、感度の薄さがわかったので、ジブリ作品の中では好きな「となりのトトロ」ももう一度みて、かつ「ジブリの教科
書」シリーズも読まなければ、映画を観たことにはならないと思
った。



[1286] 佐藤忠男さんの映画 投稿者:映画ファン 投稿日:2025/10/08(Wed) 09:21  

東京は無理だけど大阪か四国くらいなら
旅行がてらみに行きたい映画があります。
「佐藤忠男 映画の旅」というドキュメンタリー映画。
佐藤忠男さんは3年前に91歳で亡くなった映画評論家。
僕にとって最も文章を読んだ、最も影響を受けた映画評論家です。
映画を見始めた中学時代、映画時評というラジオ番組で彼のことを知りました。
封切りの話題作について評論家が語り合う番組ですが
飯島正とか双葉十三郎、登川直樹など重鎮の中でひときわ若い佐藤さんが
他のメンバーとは全く異質のにっかつロマンポルノとか小国の映画を熱く紹介するのにいっぺんに魅了されました。
著作『黒澤明の世界』を書店に注文して買ったのが彼の本を手にした一冊目。
それから佐藤さんの名前を見つけるたびに買い集め、むさぼり読みました。
古い著作は城山公園にあった旧県立図書館で借りて読みました。
キネ旬などの雑誌では、署名記事は見逃さないように務めました。
もう大ファンです。
佐藤さんがセレクション、解説して放送したNHKのアジア映画の数々もよかった。
印象に残っているのは
「知ってるつもり」というテレビ番組で阪東妻三郎を取り上げたとき
著作もある佐藤さんが出てきてコメントしたのですが
あまりの独特の妻三郎観が番組の意図に沿わなかったのか、佐藤さんのコメントはあっけないくらいの一回だけで終わりました。(無視に近かったです)
ファンとしては、もっともっと聞きたかったのだけれど。
晩年は新著も出ず(死後に親族の編集で遺作が出されました)キネ旬の記事も少なかったのですが
亡くなったというニュースを聞いて、ああ、これで佐藤さんの文章も読めなくなったと思い悲しくなったのが3年前でした。
映画人の育成にも熱心だった佐藤さんは、親しかった今村昌平の後を継いで日本映画学校(現大学)の学長を務めましたが
その卒業生の寺崎みずほさんが
2019年から佐藤さんに密着、インタビュー、旅への同行、
また親交のあった国内外の映画人にインタビューして完成させたのが、この映画です。
11/1から東京新宿のK’scinemaで封切りですが
現在の所、K’scinemaを含めて横浜、新潟、長野上田の4館でしか上映の予定はありません。
ソレイユででもやってくれないかなあ。
絶対みに行きます。


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