徳島でみれない映画を見る会 掲示板
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[742] 聖地には蜘蛛が巣を張る 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/05/30(Tue) 08:14  

すごい映画だった。
宗教的な正義感に駆られて町に立つ娼婦を、まるで使命のように殺して遺棄する男。
しかも自らの犯罪を新聞に通報し、記事になったのを確認する。
昼間は妻も子供もいて、真面目に仕事をする普通の男。
映画は、彼の犯罪の詳細と、自ら囮となって事件を取材する女性ジャーナリストの行き詰まるサスペンスの描写。
彼女の行動がきっかけとなって男は逮捕され裁判になるが、実はそれからが映画の本番。彼の行為を、その動機からむしろ高く評価する大衆。
それに後押しされて逆に胸を張る妻、息子、父親たち。
何という社会だと思う。
結果どうなるのかと見ていくと一転二転する展開。
これ実際の世の中ではないかと思わせる。
社会正義の恐ろしさを感じる。
イランで2000〜2001年に実際にあった事件。
アリ・アッバシ監督は当時、イランの大学生で事件に注目していた15年の構想期間を経て映画化が実現した。
監督は今はデンマーク国籍らしく、映画もイランが舞台ながらデンマーク・ドイツ・スウェーデン・フランスの合作となっている。
監督の前作は「ボーダー二つの世界」という奇作。
WOWOWで観たことがある。
主演のジャーナリスト役のザーラ・アミール・エブラヒミはこの映画で2022年カンヌで女優賞を得るが、彼女自身もスキャンダルでイランからフランスの亡命中である。
ufoで観客はボクを含めて2人。
いつものことながら、もったいないと思う。


[741] 徳島新聞・読者の手紙 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/05/30(Tue) 07:04  

昨日の徳新・読者の手紙に珍しく映画の話題の投稿がありました。
北島シネマサンシャインで上映中の「宇宙人のあいつ」についてです。
某有名アナウンサーと結婚した中村倫也主演。
(彼の主演に関連して、映画は観客が少なく大コケしたとネットニュースに出ていましたが)
投書したのは阿南の65歳の男性。
舞台は高知らしく、宇宙人である中村が宇宙に帰らなければならず、地球でやり残したことをやろうと計画を立てて
その次にするのが、徳島に徳島ラーメンを食べに行くことだというのです。
当初の内容は、こんなところに徳島ラーメンが入っていて、よかったということです。
昔「網走番外地」で刑務所で高倉健が刑務官に反抗して受刑者が集団で阿波おどりを踊るというシーンがありました。
映画のちょっとしたところに地元のことが出てくると、ちょっと嬉しいです。


[740] 無題 投稿者:カタクリ 投稿日:2023/05/29(Mon) 21:44  

真知子巻、思い出しました。
君の名は、ですね。
ヒロインの名は氏家真知子。
岸恵子さんが演じられ一世を風靡しました。
私事ですが私の旧姓が氏家で名前も真美で一字違いで、その後何年もからかわれました。
娯楽と言えば映画やラジオの時代でした。



[738] 19年ぶり2人目 投稿者:クルルッピ 投稿日:2023/05/28(Sun) 07:20  

カンヌ映画祭で役所広司が主演男優賞を受賞
作品はパーフェクト•デイズ。東京渋谷でトイレ清掃員平山の小さな喜び美しさに満ちた日々を丹念に追っていく作品
2004年是枝裕和監督の誰も知らないで柳楽優弥が受賞して以来2人目だそうです


[737] Re:[736] ケイコ 目を澄ませて 感想です。 投稿者:事務局 投稿日:2023/05/23(Tue) 07:07  

ここへの投稿はボキャブラリーなんていうのは関係ないのです。
映画の感動(時にはイチャモン)を、ともかく言葉(文字)にしてみること。
それが大切なんです。
たどたどしかったり、言葉足らずだったり、おかしい表現になったり……
そここと自体が、その人の映画の感動(時には不満)を伝えると思います。
ここでは、きれいで端正な文章なんて必要ない。
どしどし投稿ください。
お願いします。

またグループラインができています。
例会にお越しになって登録をお願いします。


[736] ケイコ 目を澄ませて 感想です。 投稿者:シンオダギリ・ダジョー 投稿日:2023/05/22(Mon) 18:55  

最初に、こういう作品の感想を人に伝える時常常自身の
ボキャブラリーのなさを痛感してしまうんですよね。

フライヤーからの情報だけでの鑑賞でしたが、
第一印象に感じたのと概ねイメージ通りの仕上がりでした。

映画全体に漂うドキュメンタリータッチなフィルムライクの
絵作りは、タランティーノ監督のグラインドハウス作品のそれで日本でいう2番館3番館で見た使い古されたフィルムのような
色合になっていて作品のイメージにうまく生かされていたかと思います。

物語を一言でいうと、淡々と主人公の日々を追っ掛ける内容なんですが主人公の背負ったハンデイーを克服するといういようなサクセス映画ではなく
しかしその淡々とした中に健常者が持ちえないこの先の不安感とかどうしようもない気持ちから何か一つのきっかけや言葉でまた走りだすというように描かれています。

そしてそれは主人公だけでのものではなく誰もが持ちえる思いでもあった。

自分が頑張ることで誰かの糧となることを感じた時人は走り出せるのかな。

こういう映画はリピートすることでより一層楽しめるんでしょうね。

あと少し残念に思ったのは試合でのリアリティーが物足りなかったところ。
もう少しだけ欲しかった気が・・
主演の岸井ゆきのならやってくれるかと思ったのでしたがそれは酷というものかな。
あるいはこの作品にはそこまで必要ではではなかったのかも・・




[735] こぼれ話 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/05/22(Mon) 07:02  

NHK月曜夜の番組「映像の世紀バタフライ」で。
ハリウッドの歴史みたいなテーマ。
ジェームス・ディーン主演の「理由なき反抗」
この映画のディーンが衣装がジーンズで
これから、それまで労働着だったジーンズが普段着として流行したと言っていました。
またマーロン・ブランド主演の「欲望というなの電車」。
マーロンが着ていたのは当時下着だったTシャツ。
ここからTシャツが外でも着る服になったとか。
映画からファッションへの影響は大きいです。
履き物のヘップとかサブリナパンツ、マチ子巻き……とか。
こぼれ話でした。


[734] レッド・ロケット 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/05/21(Sun) 06:52  

面白い映画を観ると気分が高揚する。
昨日、今日と、その気分を満喫した。
今日の映画は「レッド・ロケット」。
北島シネマサンシャインでチラシもなく、予告編もなく、気がついたら1日1回の上映をやっている。
穴埋めみたいな感じで無視するつもりだったが
たまたま見たキネ旬の評価が★★★★〜★★★★★★という高評価。
ちょうど石井に出掛ける用事があって、それに時間も合ったのでスケジュールに入れる。
3:50から見た。
主人公がもとポルノ男優というのも気になった。
「ブギー・ナイツ」は大好きな映画だったから。
もう大大大満足の内容。
アメリカ南部テキサスのプア・ホワイト。
映画の仕事がなくなったの、おそらく妻を捨てるような形で失踪していた男が帰って来る。
棲むところもない男は強引に住み込み
過去の経歴もあって就職もできず、結局前にもやっていたみたいな大麻の売人になる。
妻もポルノ俳優だったような感じで、今は売春で生活しているような。
2人の関係は、また元に戻るが
ドーナツ屋でアルバイトする女子高生に一目惚れして……
妻の母親
大麻の卸屋の黒人の家族
隣家の軍暦査証の逮捕歴のある冴えない男(車のない主人公は運転手代わりにする)
主人公をボコボコにするドーナツ娘のボーイフレンドのヤンキー両親……
等々、アメリカの下層の様々な人物像が面白い。
大きな石油精製工場が24時間稼動しているのが、いつもバックに流れる。
時はトランプがプア・ホワイトの支持と不正で大統領当選する前の本当のアメリカの現実を弗仏を肌で感じさせるような映画。
これは見る値打ちありますよ。


[733] 最後まで行く 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/05/19(Fri) 19:09  

最近イオンでは券売機に行列ができる。
車の渋滞したので焦ったが、かろうじて予告編に間に合った。
岡田准一・綾野剛主演の「最後まで行く」。
これは面白かった。
始まってから終わりまでハラハラドキドキ。
手に汗握る、血湧き肉躍る、ジェットコースターのような展開。
これだけ見る人を引っ張りに引っ張ってくれる映画も久しぶり。
岡田准一は岡田准一だったが、綾野剛はかなり役を作っていた。
ちょっと気色悪いキャラクター。
これだけ面白いのもオリジナルの韓国映画のシナリオがいいのだろう。
これは明日(20日WOWOWでオリジナルの放送があるので、見比べてみなければなるまい。
藤井道人監督は、この間の「ヴィレッジ」に続いての公開だが、個人的には断然こっちの方が面白かった。


[732] 「千夜、一夜」の感想 投稿者:映画ファン 投稿日:2023/05/16(Tue) 07:12  

「千夜、一夜」の感想を書きたくなりました。
この会で映画を見続けていますが、今まで見た中でも最高に面白い映画でした。
見応えがありました。
失踪した人を待ち続ける女。
一人は20年。
一人は2年。
20年待った男は帰ってこない。
でも、諦めきれずに待ち続ける。
2年待った女は諦めて、新しい男と暮らすことを決心する。
ところが,そちらは帰って来る。
20年待ち続ける女が見つけて、何故か連れて帰ってきたのだ。
当然女は怒って殴りつけて、追い返す。
そして、その追い返された男を、なぜか20年待つ女が、まるで自分の待っている男の代わりでもあるかのように家に泊めて語り合う。
(肉体関係があったのかも)
20年待ち続ける女を、若いときから思い続ける男が、やけになって失踪する。
心配する母親や20年拒否し続けた女も。
死んだかと思われたが、何日かで帰って来る。
20年待つ女は、腹が立って男を殴りつける。
この人間の矛盾する行動。
それが面白い。
現実の“人間”の姿が溢れている。
怪優・白石加代子を久しぶりに見られたのが嬉しかった。
感想がまとまりませんでした。
こういう解釈を書き立たせる映画の時こそ、おしゃべり会を開きたいけど、残念ながら5月は休会。
6月に語り合いたい。


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