2021年12月例会
1秒先の彼女
2021年12月19日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
郵便局で働くシャオチーは、仕事も恋もパッとしないアラサー女子。何をするにもワンテンポ早い彼女は、写真撮影では必ず目をつむってしまい、映画を観て笑うタイミングも人より早い。ある日、ハンサムなダンス講師とバレンタインにデートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。バレンタインが消えてしまった...!? 消えた1日の行方を探しはじめるシャオチー。見覚えのない自分の写真、「038」と書かれた私書箱の鍵、失踪した父親の思い出…謎は一層深まるばかり。どうやら、毎日郵便局にやってくる、人よりワンテンポ遅いバスの運転手・グアタイも手がかりを握っているらしい。そして、そんな彼にはある大きな「秘密」があったー。 失くした「1日」を探す旅でシャオチーが受け取った、思いがけない「大切なもの」とは…!?
2021年11月例会
茜色に焼かれる
2021年11月21日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
2021年10月例会
ブータン
山の教室
2021年10月17日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
若手教師のウゲンは、歌手になりオーストラリアに行くことを密かに夢見ている。だがある日、上司から呼び出され、標高4,800メートルの地に位置するルナナの学校に赴任するよう告げられる。一週間以上かけ、険しい山道を登り村に到着したウゲンは、電気も通っていない村で、現代的な暮らしから完全に切り離されたことを痛感する。学校には、黒板もなければノートもない。そんな状況でも、村の人々は新しい先生となる彼を温かく迎えてくれた。ある子どもは、「先生は未来に触れることができるから、将来は先生になることが夢」と口にする。すぐにでもルナナを離れ、街の空気に触れたいと考えていたウゲンだったが、キラキラと輝く子どもたちの瞳、そして荘厳な自然とともにたくましく生きる姿を見て、少しずつ自分のなかの“変化”を感じるようになる。
2021年9月例会
パヴァロッティ
太陽のテノール
2021年9月19日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜*
徳島市シビックセンター・さくらホール
聞けば誰もが虜になる歌声を持つルチアーノ・パヴァロッティの初ドキュメンタリー映画が完成した。『ラ・ボエーム』『トスカ』などの絶頂期のパフォーマンスや、『トゥーランドット』の「誰も寝てはならぬ」をはじめとする名曲を3大テノールで競演した伝説のステージ、故ダイアナ妃との交流やボランティアなどの幅広い活動、家族とのプライベートライフなど貴重な映像から伝わるのは、歌唱力より高い人間力。
さらに、新たに撮られた23人のインタビュー映像では、U2のボノがパヴァロッティのアーティストとしての信念を証言し、マネージャーやエージェントがショービジネスの裏側を明かし、前妻、最後の妻、3人の娘たち、そして愛人は欠点が同時に魅力だった素顔を告白、生きることのすべてを全力で愛した男の輝かしい日々が浮き彫りにされる。
2021年8月例会
喜劇 愛妻物語
2021年8月22日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
2021年7月例会
ニューヨーク
親切な
ロシア料理店
2021年7月18日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
2021年6月例会
この世界に残されて
2021年6月13日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
終戦後の1948年、ホロコーストを生き延びたものの、家族を喪い孤独の身となった16歳の少女クララは、両親の代わりに保護者となった大叔母にも心を開かず、同級生にも馴染めずにいた。そんなある日、クララは寡黙な医師アルドに出会う。言葉をかわすうちに、彼の心に自分と同じ孤独を感じ取ったクララは父を慕うように懐き、アルドはクララを保護することで人生を再び取り戻そうとする。彼もまた、ホロコーストの犠牲者だったのだ。だが、スターリン率いるソ連がハンガリーで権力を掌握すると、再び世の中は不穏な空気に包まれ、二人の関係は、スキャンダラスな誤解を孕んでゆく。
癒えることのない心の傷を抱えた者たちが年齢差を超え、痛みを分かち合いながら寄り添う。彼らが再び人生と向き合う姿を、節度をもって叙情的に描く名作が誕生した。
2021年4月例会
82年生まれ、キム・ジヨン
2021年4月18日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
結婚・出産を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨン。常に誰かの母であり妻である彼女は、時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。そんな彼女を夫のデヒョンは心配するが、本人は「ちょっと疲れているだけ」と深刻には受け止めない。しかしデヒョンの悩みは深刻だった。妻は、最近まるで他人が乗り移ったような言動をとるのだ。ある日は夫の実家で自身の母親になり文句を言う。「正月くらいジヨンを私の元に帰してくださいよ」。ある日はすでに亡くなっている夫と共通の友人になり、夫にアドバイスをする。「体が楽になっても気持ちが焦る時期よ。お疲れ様って言ってあげて」。ある日は祖母になり母親に語りかける。「ジヨンは大丈夫。お前が強い娘に育てただろう」――その時の記憶はすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず、ひとり精神科医に相談に行くが・・・。
2021年3月例会
マーティン・エデン
2021年3月14日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
2021年2月例会
チィファの手紙
2021年2月14日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
姉、チィナンが死んだ。彼女宛に届いた同窓会に出かけ、そのことを伝えようとした妹、チィファだったが、姉に間違えられた上、スピーチまでするはめに。同窓会には、チィファが憧れていたイン・チャンも来ていた。途中で帰ったチィファをチャンが追いかけ、呼びとめる。チャンがチィナンに恋していたことを知っていたチィファは姉のふりを続けた。連絡先を交換するが、チャンが送ったメッセージのスマホ通知を、チィファの夫ウェンタオが目撃。激昂し、チィファのスマホは破壊されてしまう。仕方なくチィファは、チャンに住所を明かさないまま、一方通行の手紙を送ることに。かくして始まった「文通」は、思いもかけない出来事を巻き起こす…。
2021年1月例会
のぼる小寺さん
2021年1月10日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
クライミング部に所属している小寺さんは、大好きなボルダリングに一直線。何事にも一生懸命だけど、球技は苦手で、鉛筆はナイフで削ってる……
クライミング部の隣で練習する、卓球部の近藤。何度でも立ち上がり、目の前の壁に挑み続ける小寺さんから、なぜか目が離せない近藤は、いつしか彼女に惹かれていく…。
しかし小寺さんを見つめているのは近藤だけではなかった。クライミング部の四条、ネイルが趣味の梨乃、密かに小寺さんを写真に収めるありか。どうして、小寺さんは登り続けるのか――
小寺さんに出会った“まだ何者でもない”彼らは、自らの目指す場所へ一歩を踏み出ていく。永遠のようで瞬く間に過ぎゆく高校生活の中で誰もが経験した、もどかしくも懐かしい感情。かつての想いを呼び起こし、見る者と見られる者、それぞれの背中をそっと押す、青春応援ムービーが誕生!