2016年12月例会
シアター・
プノンペン
2014年 / カンボジア / 104分
2016年12月11日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター ホール
2016年11月例会
裸足の季節
2015年 / フランス・トルコ・ドイツ / 94分
2016年11月27日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター ホール
2016年10月例会
スポットライト
世紀のスクープ
2016年10月16日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター ホール
2016年9月例会
ヴィオレット
─ある作家の肖像─
2016年9月11日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター ホール
愛を求め続け、愛を書き続け、傷ついた彼女がプロヴァンスの光の中で自分自身を見いだすまで。
1907年、私生児として生まれたヴィオレット。母親に愛されない想いを抱きつづける彼女は、やがてその想いを小説に書くことに目覚める。そしてその後、ボーヴォワールと出会い、その助けによって、1946年に処女作「窒息」を出版。ボーヴォワールだけでなく、カミュ、サルトル、ジュネら錚々たる作家に絶賛されるが、女性として初めて、自身の生と性を赤裸々に書いたその小説は、当時の社会には受け入れられなかった。傷ついたヴィオレットは精神さえも病むが、ボーヴォワールの支えによって書き続ける。そして彼女は南仏プロヴァンスの村と出会う。パリを離れ、プロヴァンスに移り、そこで自身の集大成ともいえる新作「私生児」の執筆にとりかかるヴィオレット。母との確執、報われぬ愛、そしてボーヴォワールとの絆。彼女は、自分の人生のすべてを“書くこと”に注ぎ込んでいく……。
2016年8月例会
最愛の子
2016年8月28日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター ホール
2016年7月例会
独裁者と小さな孫
2016年7月17日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター ホール
2016年6月例会
ニューヨーク
眺めのいい部屋
売ります
2016年6月19日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター ホール
眺めのいいアトリエと
屋上の菜園もある
住み慣れた我が家。
ただひとつの欠点は…
画家の夫アレックスと元教師の妻ルースが暮らすのは、ニューヨークで最も注目されているエリア、ブルックリン。最上階の二人の部屋は美しい街を一望でき、日当たりも抜群。センスの良い家具に囲まれた申し分のないこの家で、愛犬ドロシーを交えた家族生活は順風満帆!しかしただひとつの欠点は、結婚40年を過ぎた二人にとってエレベーターの無い最上階までの道のりがつらく感じられることだ。ある日ルースは、愛する夫と愛犬のためにとこの“眺めのいい部屋”を売ることを決意した。戸惑うアレックスをよそに、姪っ子の敏腕不動産エージェントによって億の値で売りに出されることがあっという間に決まり、オープンハウスの手筈が整うが…
2016年5月例会
黄金のアデーレ
名画の帰還
2016年5月22日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター ホール
数奇な運命を辿った
名画に秘められた真実の物語が
今、明かされる。
20世紀が終わる頃、ある裁判のニュースが世界を仰天させた。アメリカに暮らすマリア・アルトマン(82歳)が、オーストリア政府を訴えたのだ。
“オーストリアのモナリザ”と称えられ、国の美術館に飾られてきたクリムトの名画〈黄金のアデーレ〉を、「私に返してほしい」という驚きの要求だった。伯母・アデーレの肖像画は、第二次世界大戦中、ナチスに略奪されたもので、正当な持ち主である自分のもとに返して欲しいというのが、彼女の主張だった。共に立ち上がったのは、駆け出し弁護士のランディ。対するオーストリア政府は、真っ向から反論。
大切なものすべてを奪われ、祖国を捨てたマリアが、クリムトの名画よりも本当に取り戻したかったものとは──?
2016年4月例会
ベトナムの
風に吹かれて
2016年4月17日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター ホール
今ふたたび岐路に立つ
大人たちの青春と人生の輝き
ベトナム・ハノイで日本語教師として働くみさおの元に、父の訃報が飛び込んできた。故郷・新潟で目の当たりにしたのは、認知症を患い、父の死さえ理解していない母シズエの姿。後妻として家に入った母の血縁者は自分一人。みさおは、兄たちの反対をおしきり、ベトナムに母を連れて行く決意をする。
日本どころか新潟から出たこともない母と久しぶりの二人暮らし。母が巻き起こすハプニングも、ベトナムの人々は家族のようにふたりを受け入れ、言葉は通じずとも心を通わせていく。そして青春時代の旧友・小泉との久々の再会とロマンスの気配。しかし、思いがけない母のケガ、激化する介護に疲弊するみさおだったが、老いた母と向き合い、支えてくれるベトナムの人々との心あたたまる交流を通して、再び人生を豊かなものにしていく。
2016年3月例会
ふたつの名前を
持つ少年
2016年3月21日[月・祝]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター ホール
壮絶な運命をたった一人で、
強く前向きに生き抜いた
少年の感動の実話!
ポーランドのユダヤ人強制移住区から脱走した8歳のスルリックは飢えと寒さから行き倒れとなり、ヤンチック夫人に助けられる。夫人はスルリックの賢さと愛らしさに気付き、一人でも生き延びられるよう“ポーランド人孤児ユレク”としての架空の身の上話を覚えさせる。教わった通りにキリスト教の祈りを唱え、寝床と食べ物を求めて農村を1軒ずつ訪ね歩くユレク。無邪気な笑顔のユレクに、救いの手を差し伸べる者、ドアを閉ざす者、利用する者。優しい家族に受け入れられ束の間の平穏をつかみかけても、ユダヤ人だとばれては次の場所へ逃げなくてはならない。ユダヤ人だというだけで、なぜこんな目に合わなければならないのか。それでも、生き別れになった父との約束を胸に、ユレクの命の旅は続く──。
2016年2月例会
サンドラの週末
2016年2月14日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター ホール
2016年1月例会
きみはいい子
2016年1月17日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター ホール
誰もが、誰かの、
いとしいひと。
岡野(高良健吾)は、桜ヶ丘小学校4年2組を受けもつ新米教師。まじめだが優柔不断で、問題に真っ正面から向き合えない性格ゆえか、児童たちはなかなか岡野の言うことをきいてくれず、恋人との仲もあいまいだ。雅美(尾野真千子)は、夫が海外に単身赴任中のため3歳の娘・あやねとふたり暮らし。ママ友らに見せる笑顔の陰で、雅美は自宅でたびたびあやねに手をあげ、自身も幼い頃親に暴力を振るわれていた過去をもっている。あきこ(喜多道枝)は、小学校へと続く坂道の家にひとりで暮らす老人。買い物に行ったスーパーでお金を払わずに店を出たことを店員の櫻井(富田靖子)にとがめられ、認知症が始まったのかと不安な日々をすごしている。
とあるひとつの町で、それぞれに暮らす彼らはさまざまな局面で交差しながら、思いがけない「出会い」と「気づき」によって、新たな一歩を踏み出すことになる―。