徳島でみれない映画をみる会



2023年3月例会

LOVE LIFE
日本 / 2時間3分 
監督・脚本:深田晃司

2023年3月12日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜

徳島市シビックセンター・さくらホール


新しい家族を作る。
はずだった——。

LOVE LIFE






妙子(木村文乃)が暮らす部屋からは、集合住宅の中央にある広場が⼀望できる。向かいの棟には、再婚した夫・⼆郎(永山絢斗)の両親が住んでいる。小さな問題を抱えつつも、愛する夫と愛する息子・敬太とのかけがえのない幸せな日々。しかし、結婚して1年が経とうとするある日、夫婦を悲しい出来事が襲う。哀しみに打ち沈む妙⼦の前に⼀⼈の男が現れる。失踪した前の夫であり敬太の父親でもあるパク(砂田アトム)だった。再会を機に、ろう者であるパクの身の周りの世話をするようになる妙子。
一方、⼆郎は以前付き合っていた山崎(山崎紘菜)と会っていた。哀しみの先で、妙⼦はどんな「愛」を選択するのか、どんな「人生」を選択するのか…。

2023年2月例会

オルガの翼
仏=スイス=ウクライナ 1時間30分

2023年2月19日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜

徳島市シビックセンター・さくらホール


わたしは跳ぶ、
この痛みを刻みつけて。

オルガの翼





2013年、ユーロマイダン革命直前のキーウ。15歳のオルガは友人サーシャとともにトレーニングに励む体操選手。ある日、ヤヌコーヴィチ政権の汚職を追及する母が運転する車で帰宅中のオルガは、突然何者かが運転する車に激しく追突される。二人は何とか逃げ切るが、割れたガラス片がオルガの腕に突き刺さっていた―。身の安全のため、亡き父の故郷スイスに移り、現地のナショナル・チームで欧州選手権を目指すこととなったオルガ。欧州選手権が近づいてくるなか、ウクライナではユーロマイダン革命が激しさを増していき、キーウの映像がタブレットやスマホを通じてオルガの生活に入り込んでくる。しかし彼女も欧州選手権出場のため、ウクライナの市民権を手放さなければならず―。政情が刻々と変化しオルガの心は大きく揺れる。彼女が最後に下した決断とは―。




2023年1月例会

破戒 
日本 1時間59分



1月は映画2本を特別上映!

2023年1月29日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜

徳島市シビックセンター・さくらホール


この戒めを破り
明日を生きる

破戒





瀬川丑松(間宮祥太朗)は、自分が被差別部落出身ということを隠して、地元を離れ、ある小学校の教員として奉職する。彼は、その出自を隠し通すよう、亡くなった父からの強い戒めを受けていた。
彼は生徒に慕われる良い教師だったが、出自を隠していることに悩み、また、差別の現状を体験することで心を乱しつつも、下宿先の士族出身の女性・志保(石井杏奈)との恋に心を焦がしていた。
友人の同僚教師・銀之助(矢本悠馬)の支えはあったが、学校では丑松の出自についての疑念も抱かれ始め、丑松の立場は危ういものになっていく。苦しみのなか丑松は、被差別部落出身の思想家・猪子蓮太郎(眞島秀和)に傾倒していく。
猪子宛に手紙を書いたところ、思いがけず猪子と対面する機会を得るが、丑松は猪子にすら、自分の出自を告白することができなかった。そんな中、猪子の演説会が開かれる。
丑松は、「人間はみな等しく尊厳をもつものだ」という猪子の言葉に強い感動を覚えるが、猪子は演説後、政敵の放った暴漢に襲われる。
この事件がきっかけとなり、丑松はある決意を胸に、教え子たちが待つ最後の教壇へ立とうとする。




2023年1月例会

彼女たちの革命前夜 
イギリス 1時間47分



1月は映画2本を特別上映!

2023年1月15日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜

徳島市シビックセンター・さくらホール


1億人が目撃した、
世紀の瞬間〈ミス・ワールド〉

彼女たちの革命前夜



1970年、ロンドン。学問をやり直すため大学に入学をしたサリーは、女性解放運動の活動家であるジョーに出会う。彼女が所属する団体ではミス・ワールドを阻止するための計画を練っていた。その頃、ミス・ワールドの主催者は開催に向けた準備を進めており、司会者にはアメリカのコメディアンであるボブ・ホープを起用し、世界各国からは出演者が続々と集結していた。カリブ海の島国グレナダから参加したジェニファーは自身の夢を叶えるために出場をしたが、白人の出場者ばかりに注目が集まる状況に複雑な心境でいた。それぞれの想いが交差をする中、ついにミス・ワールドの当日を迎える…!