2023年5月例会
千夜、一夜
日本 / 2時間6分
2023年5月14日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
北の離島の美しい港町。登美⼦の夫・諭が突然姿を消してから30年の時が経った。彼はなぜいなくなったのか。⽣きているのかどうか、それすらわからない。漁師の春男が登美⼦に想いを寄せ続けるも、彼⼥は愛する⼈とのささやかな思い出を抱きしめながら、その帰りをずっと待っている。
そんな登美⼦のもとに、2年前に失踪した夫を探す奈美が現れる。「理由が欲しいんです。彼がいなくなった理由。自分の中で何か決着がつけられればって」彼⼥は前に進むために、夫が「いなくなった理由」を探していた。
奈美が登美子に問いかける。「悲しくないですか?待ってるのって」「帰ってこない理由なんかないと思ってたけど、帰ってくる理由もないのかもしれない」と登美子。
しばらくして、奈美は新しい恋人ができたため、夫・洋司と離婚したいという。そんなある⽇、登美⼦は街中で偶然、失踪した洋司を⾒かけて…。
2023年4月例会
キュリー夫人
天才科学者の愛と情熱
イギリス / 1時間50分
2023年4月16日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
19世紀、パリ。ポーランド出身の若き女性研究者マリ・スクウォドフスカは、ソルボンヌ大学から性差別を受け、ろくに研究の機会を与えられないでいた。そんな中、同僚の科学者ピエール・キュリーと運命的な出会いを果たした彼女は、結婚してキュリー夫人となる。彼の支援で研究に没頭した彼女は、ラジウムとポロニウムという新しい元素を発見したことから夫婦でノーベル賞を受賞する。科学界を席巻するが、ふたりの幸せは長続きせず、夫は不慮の事故死を遂げてしまう──。さらに、彼女が発見したラジウムは癌細胞の治療に役立つ一方、核兵器としても利用されるようになり、彼女の苦悩は深まっていくのだった。
2023年3月例会
LOVE LIFE
日本 / 2時間3分
監督・脚本:深田晃司
2023年3月12日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
妙子(木村文乃)が暮らす部屋からは、集合住宅の中央にある広場が⼀望できる。向かいの棟には、再婚した夫・⼆郎(永山絢斗)の両親が住んでいる。小さな問題を抱えつつも、愛する夫と愛する息子・敬太とのかけがえのない幸せな日々。しかし、結婚して1年が経とうとするある日、夫婦を悲しい出来事が襲う。哀しみに打ち沈む妙⼦の前に⼀⼈の男が現れる。失踪した前の夫であり敬太の父親でもあるパク(砂田アトム)だった。再会を機に、ろう者であるパクの身の周りの世話をするようになる妙子。
一方、⼆郎は以前付き合っていた山崎(山崎紘菜)と会っていた。哀しみの先で、妙⼦はどんな「愛」を選択するのか、どんな「人生」を選択するのか…。
2023年2月例会
オルガの翼
仏=スイス=ウクライナ 1時間30分
2023年2月19日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
2013年、ユーロマイダン革命直前のキーウ。15歳のオルガは友人サーシャとともにトレーニングに励む体操選手。ある日、ヤヌコーヴィチ政権の汚職を追及する母が運転する車で帰宅中のオルガは、突然何者かが運転する車に激しく追突される。二人は何とか逃げ切るが、割れたガラス片がオルガの腕に突き刺さっていた―。身の安全のため、亡き父の故郷スイスに移り、現地のナショナル・チームで欧州選手権を目指すこととなったオルガ。欧州選手権が近づいてくるなか、ウクライナではユーロマイダン革命が激しさを増していき、キーウの映像がタブレットやスマホを通じてオルガの生活に入り込んでくる。しかし彼女も欧州選手権出場のため、ウクライナの市民権を手放さなければならず―。政情が刻々と変化しオルガの心は大きく揺れる。彼女が最後に下した決断とは―。
2023年1月例会
破戒
日本 1時間59分
1月は映画2本を特別上映!
2023年1月29日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール
瀬川丑松(間宮祥太朗)は、自分が被差別部落出身ということを隠して、地元を離れ、ある小学校の教員として奉職する。彼は、その出自を隠し通すよう、亡くなった父からの強い戒めを受けていた。
彼は生徒に慕われる良い教師だったが、出自を隠していることに悩み、また、差別の現状を体験することで心を乱しつつも、下宿先の士族出身の女性・志保(石井杏奈)との恋に心を焦がしていた。
友人の同僚教師・銀之助(矢本悠馬)の支えはあったが、学校では丑松の出自についての疑念も抱かれ始め、丑松の立場は危ういものになっていく。苦しみのなか丑松は、被差別部落出身の思想家・猪子蓮太郎(眞島秀和)に傾倒していく。
猪子宛に手紙を書いたところ、思いがけず猪子と対面する機会を得るが、丑松は猪子にすら、自分の出自を告白することができなかった。そんな中、猪子の演説会が開かれる。
丑松は、「人間はみな等しく尊厳をもつものだ」という猪子の言葉に強い感動を覚えるが、猪子は演説後、政敵の放った暴漢に襲われる。
この事件がきっかけとなり、丑松はある決意を胸に、教え子たちが待つ最後の教壇へ立とうとする。
2023年1月例会
彼女たちの革命前夜
イギリス 1時間47分
1月は映画2本を特別上映!
2023年1月15日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜
徳島市シビックセンター・さくらホール