徳島でみれない映画をみる会



2013年12月例会
徳島でみれない映画をみる会・創立25周年記念上映会


先祖になる


「老人力」全開のガンコ親父を、
池谷薫監督が見つめた
ヒューマン・ドキュメンタリー

12月15日[日] 徳島市シビックセンター

10:00 上映
12:10 トークショー[福居氏・池谷氏]
13:15 上映
15:50 舞台挨拶[福居氏・池谷氏]
16:10 上映
18:30 上映

入場料
一般・大学生:前売り券1,000円[当日1,300円]
小中高生・シニア[60歳以上]:当日1,000円
*会員は12月分会費で

男の名は佐藤直志。岩手県陸前高田市で農林業を営み、仲間から“親分”と慕われている。震災で全てを失った直志はひとつの決断を下す。元の場所に家を建てようというのだ。土地に根ざし、土地に生きる人々の行く末を想う彼の強さと優しさは、少しずつ周囲を動かし、生きることの本質を問いかけていく。
震災から一月後に陸前高田を訪れた撮影チームは、孤軍奮闘する“ガンコ老人”を追うことを決意。寄り添うように撮影を重ね、困難に屈しない“日本人の底力”を描き出していく。

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2013年11月例会


明日の空の向こうに
大ヒット感動作「木漏れ日の家で」の監督、
待望の最新作!


2010年 / ポーランド / 118分

11月21日[木] ①12:30– ②14:45–


11月22日[金] ①10:30– ②14:00–


11月24日[日] ①13:30– 

ヨンデンプラザ徳島 3Fホール

ドロタ・ケンジェジャフスカ監督
待望の最新作!

「キッド」「禁じられた遊び」「汚れなき悪戯」「ポネット」…、映画史に残る子どもたちを描いた名作の数々。今、そのリストに新たなる子どもたちの傑作が加わります。2011年に日本で公開され、全国興行収入1億円を突破して同年のミニシアター系最大のヒット作となった「木漏れ日の家で」で、日本中を感動させたポーランドの名匠ドロタ・ケンジェジャフスカ監督。本作は「僕がいない場所」でも描いた彼女の最も得意とする題材 “子どもたち” をリアルに、そして詩情豊かに描いた集大成として会心の1本となり、第61回ベルリン国際映画祭では、ジェネレーション部門グランプリおよび平和映画賞を受賞したのをはじめ、世界各国の映画祭で大絶賛を浴びています。

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2013年10月例会


ハッシュパピー
バスタブ島の少女

10月26日[土]
①13:00–14:33 ②15:00–16:33


10月27日[日]
①10:30–12:03 ②14:00–15:33

ヨンデンプラザ徳島

沈みゆく島。余命わずかの父。
6歳の少女の前に立ちはだかる現実。

世界で一番美しい島、通称 “バスタブ”に父親ウィンクと暮らす6歳に少女ハッシュパピー。ある夜、百年に一度の大嵐が島を襲い、ハッシュパピーの大切なもの全てをさらっていった。一晩にして変わり果てたバスタブ島。島は嵐によって水没の危機に晒されていた。沈みゆく島から離れずに生きると決めたハッシュパピーとウィンク。そんな中、ウィンクが重病に倒れてしまう。残されたわずかな時間。父が愛する娘に伝え、教えたいこととは…。

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2013年9月例会


この空の花 長岡花火物語

9月8日[日]
①10:30– ②14:00– ③18:00– 

徳島市シビックセンター・ホール

世界中の爆弾が花火に変わったら、
きっとこの世から戦争はなくなる。

市井の人々の「勇気と祈り」で平和を作り、何度でも蘇り復興を遂げてきた町、長岡。ほとんどの登場人物は歴史の中の実在の人物たちであり、歴史的事実を革新的なセミドキュメンタリィ・タッチの劇映画として綴る。いま、ひとつの、とてつもなく壮大な物語世界の花が夜空に咲く!!


2011年・日本・160分
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2013年8月例会


塀の中の
ジュリアス・シーザー

8月18日[日]
①10:30– ②13:10– ③15:50– ④18:30–

徳島市シビックセンター

いま、刑務所はローマ帝国へと変貌する

レビッビア刑務所の重罪犯が演じるシェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」。ブルータスを、シーザーを、キャシアスを演じて役に同化していく囚人たち。巨匠の集大成、タヴィアーニ兄弟が創り上げたマジカルな映画の奇跡!!

2012年・イタリア・76分
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2013年7月例会


決して、譲れないものがある
偽りなき者

7月14日[日]
①10:30– ②13:10– ③15:50– ④18:30–

徳島市シビックセンター

その想像を超えた結末は、あなたの心をうちのめす

「純真な子供は本当のことしか言わない」
そんな固定観念に基づいて、少女の作り話を事件へとエスカレートさせていく町の住人たちと、迫害の標的となりひたすら耐え続ける生き方を余儀なくされるルーカス。映画と同様の出来事が起こったとき、私たちは町の住人と違う行動がとれるだろうか?それともルーカスのように、苦境から逃げず立ち向かっていけるだろうか?人間の良識と勇気を問う、衝撃のヒューマンドラマが誕生した。

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2013年6月例会




遺 体

明日への十日間

報道が伝えきれなかった 3.11 の知られざる真実



6月15日[土] ①13:00–14:45 ②15:00–16:45


6月16日[日] ①10:30–12:15 ②14:00–15:45

ヨンデンプラザ徳島

2011年3月11日
あの未曾有の災害に直面し
困難な状況と向き合った人々がいた

舞台は岩手県釜石市にある廃校となった中学校の体育館。災害が起きた当初、残された市民達は津波の状況を把握できない中、同じ町に住んでいた人々の遺体を搬送し、一刻も早く家族に再会させるため懸命に尽くしました。

彼らには悲しむ時間さえなかった。

困難に立ち向かった人たちの姿を多くに人に伝えたい。災害や被災地への関心を薄れさせてはいけない。一人のジャーナリストが取材した事実をもとに、報道が伝えきれなかった真実を描く。











2013年5月例会[A]


東ベルリンから来た女

5月24日[金] ①13:00–14:45 ②15:00–16:45

5月25日[土] ①10:30–12:15 ②14:00–15:45

ヨンデン・プラザ徳島 3Fホール

ドイツから新たな傑作が誕生した。
『善き人のためのソナタ』では描かれなかった、
もうひとつの真実。

バルバラの日常生活を静かに掬い取ることで、監視体制下の東ドイツに生きることの身体的かつ心理的な抑圧を、一級のサスペンス映画を彷彿とさせる緊迫感で映し出したのは、本作でベルリン国際映画祭銀熊(監督)賞に輝いたクリスティアン・ペッツォルト。職務に忠実はシュタージのまなざしを通して監視国家の真実を描いたオスカー受賞作『善き人のためのソナタ』と同じ時代を生きたヒロインの葛藤の末の決断を、全く逆の角度から描き切った。ヒロインを演じるのは、ベルリン国際映画祭銀熊(女優)賞など輝かしいキャリアを誇る美貌の女優ニーナ・ホス。その傑出した演技で、バルバラの愛と情熱、魂の叫びを体現した。東西ドイツが統一されて20年以上の歳月が過ぎた。これまで明らかにならなかった事実。そして、バルバラが下す最後の決断は、私たちの胸に衝撃的に響くだろう。

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2013年5月例会[B]


ひまわり

5月11日[土] シビックセンター
①10:00–11:50 ②12:15–14:05 ③14:30–16:20

5月12日[日] ふれあい健康館 ホール
①10:00–11:50 ②12:15–14:05 ③14:30–16:20

そのジェット機は炎上しながら学校に墜ちた…。
実際の事件を元に今の日本に問う感動の意欲作!

あの悲惨な沖縄戦から生き延びた沖縄県民は、今度こそ戦争のない平和な時代をと一生懸命働いた。その矢先の1959年6月30日、突然、嘉手納基地から飛び立った米軍のジェット戦闘機が石川市(現うるま市)へ墜落し民家を押しつぶしながら、宮森小学校へ炎上しながら激突した。住民6名、学童11名の尊い命を一瞬に奪う大惨事となった。そこはまるで生き地獄の有様だった。沖縄戦で多くの命を失った県民にとって戦後の子ども達は正に沖縄の希望の星であった。遺族をはじめ県民の嘆き悲しみは尽きることはなく52年たった今日まで続いている。この映画はその遺族・被害者たちの証言を元に制作され、今や沖縄だけではない日本人全体が抱える基地・外交問題などに大きな疑問投げかける久々の社会派ドラマである。

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2013年4月例会


名女優ジェーン・フォンダが贈る
笑って泣いて、心にしみこむ感動作
みんなで一緒に暮らしたら


フランス・ドイツ 1時間36分

4月13日[土] ①13:00–14:16 ②15:00–16:36

4月14日[日] ①10:30–12:06 ②14:00–15:36

ヨンデン・プラザ徳島 3Fホール

フランスの新鋭ステファン・ロブラン監督が、誰もがいつかは直面する「老い」の問題をユーモアたっぷりに、緻密な脚本と絶妙な演出で描く。
主人公のジャンヌには大女優のジェーン・フォンダが扮し、その衰えることのない美貌と才知を十二分に披露する。アニーを演じるジェラルディン・チャップリンの天性のコメディエンヌぶり、お手伝いの優しい青年を演じるドイツの実力派俳優ダニエル・ブリュールらとの素晴らしい演技のアンサンブルも堪能できる。
監督の実体験をもとに5年をかけて完成された本作は、2011年のロカルノ国際映画祭クロージング作品に選ばれ、その美しく感動的なラストが観客から圧倒的な支持を得て絶賛の拍手を浴びた。

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